【ライブレポート】MASA、圧巻のループ・パフォーマンス

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グラミー賞ノミネートのマルチミュージシャンMASAの1stライヴは、11月4日大阪Club JANUS、11月6日東京Blues Alleyで開催された。両会場とも即日ソールドアウトとなっていたものだ。

◆MASA画像

インストルメンタルアーティストとして11月4日に1stアルバム『Stars Falling』をリリースしたMASAは、この日も全ての楽器をステージで録音しながらループさせ順々に演奏していく圧巻のパフォーマンスを繰り広げてくれた。東京Blues Alleyの1stステージは『Stars Falling』からのインスト楽曲を中心とした構成で、ステージ上でドラム、ベース、ギターの順にレコーディングして移動しながらトラックを組み上げていくという前代未聞のスタイルだ。また、観客の拍手や歌声をも録音し、それをトラックにしながらギターを重ね、最終的にはグランドピアノを弾きながらそのトラックをコントロールするという、かつてない斬新なスタイルで観客を魅了した。


サポートミュージシャンには、女性クラシックバイオリン界を代表する奥村愛Stringsによる豪華絢爛なカルテットが、MASAのメロディアスでスタイリッシュな旋律を包み込んでいた。

2nd setではゲストアーティストを迎え、スペシャルカバーセッションを聴かせる趣向でスタート、1曲目はMASAが今年音楽監督をした<テリーボジオ Live in Japan>でも演奏されたブレッカーブラザーズの楽曲「Some Skunk Funk」が披露された。その後、MASAがプロデュースをしてきたアンダーグラフとインディーズ時代にデモを作った彼らの代表曲「ツバサ」が、同時録音演奏特別バージョンでパフォーマンスされた。

ラストはMASAと親交の深い浜崎貴司(Flying Kids)と根岸孝旨とのセッションで、現在サントリーのCMでおなじみの浜崎が歌う「ウイスキーがお好きでしょ」とFlying Kidsの代表曲「幸せであるように」がこの日限りのスペシャルバージョンでプレイされ、大盛況のうちに幕をとじた


この日のライヴは即日完売だったため、すでに来年の追加公演も予定されている。作編曲家として日本で活動しながら、インストルメンタルアーティストとして、2017年2月に行われる第59回グラミー賞にも自身の作品がエントリーされている状況だ。

撮影:菊地英二

◆MASAオフィシャルサイト
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