金原千恵子、豪華アーティストとバイオリンのコラボ

バイオリニスト金原千恵子の最新作『WITH』が完成し、あわせてフリーダウンロードが1週間限定でスタートとなった。

◆金原千恵子画像

小田和正、桑田佳祐、サザンオールスターズ、福山雅治、エレファントカシマシをはじめとした、数多くのアーティストのライブ、レコーディングに引っ張りだこの人気バイオリニストだが、そんな金原千恵子にとって8年振りとなるニュー・アルバム『WITH』は、長年あたためていたアイディアであるデュオ・アルバムとなっており、内田勘太郎／TOSHI-LOW（BRAHMAN）／奇妙礼太郎／曽我部恵一／石井マサユキ／藤本一馬／大江慎也／塚本功／吾妻光良／こだま和文といった世代もジャンルも多岐にわたる豪華で個性的なミュージシャンが参加している作品となっている。

アルバムは、本人のバイオリン・サウンドを軸としながら、その上でギターにスポットを当て、バイオリンと歌とギター、バイオリンとギターのインスト、バイオリンとギターとベースなど、弦楽器の自在なサウンドを聴かせている。レコーディングは一発録りでおこなわれ、歌と各楽器それぞれの息づかいが空気感とともに聴こえてくる臨場感あふれる仕上がりになっている。

様々な感情を表現するバイオリンの歌ごころとともに、参加アーティストとの伸び伸びとしたミュージシャンシップが封入された、未来へのスタンダード集になりそうな1枚だ。ジャケットにはデザイナー村松周作によるオートクチュールドールが使用されている。


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強く弱く、近く遠く、密やかで時に凛と響くヴァイオリン。簡素だからよく聴こえる。簡潔だからよく分かる。共演者それぞれのギターと歌声からは、親しみと尊敬の気持ちが伝わる。音楽家たちの素晴らしいやりとりを、直に、聴くことができる作品です。あ、末席ですが自分も参加させていただきました。さーせん。

石井マサユキ

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複音のヴァイオリンはチゴイネルワイゼンを聴いた昔へといざなってくれる。かと思うとTokyoを象徴する近代的な所へ躍り出る。どれも肉声。ミスゴールド、又飲もう。

内田勘太郎

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良縁、あるいは一期一会。かけがえのない日々の音のドキュメント。ありがとう。

こだま和文

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金原さんは唄わないボーカリスト。つまり彼女のバイオリンは唄声。時にリリカルに、時にエモーショナルに、まるで言葉までがくっきりと浮かび上がってくるようだ。

田中知之（FPM）

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テクニックだけではない、マインドだけでもない。「出会いの場」によって磨かれてきた、とっても「WITH」な音楽が聴こえてきました。金原さんのマジメな顔と笑顔が両方浮かんできます。

渡辺祐（エディター）

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なお、下記アドレスが本日より一週間限定で公開されている。アルバムから3曲のショート・ヴァージョンがアップされており、誰でも自由に無料ダウンロードが可能だ。

「Sleep Walk with 内田勘太郎（short version）」
http://firestorage.jp/download/87ab11d972da8ee9d4232a27dd11f41f9ea54119

「君が誰かの彼女になりくさっても with 奇妙礼太郎（short version）」
http://firestorage.jp/download/04b42bf19ec52c9bdd8507a9ffcc3333297622e9

「この世で一番キレイなもの with 曽我部恵一（short version）」
http://firestorage.jp/download/eb8cc4b7e4e9ed53749f1575714988895238e6ad