My Little Lover、三井ガーデンホテルズキャンペーンソングを担当

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My Little Loverの「Hello, Again 〜昔からある場所〜 acoakko ver.」が、三井ガーデンホテルズ「PRESENT LOVE.」キャンペーンソングに決定した。

◆My Little Lover ライブ画像

同曲は、11月28日東京・ビルボードライブ東京にて行なわれた<My Little Lover☆acoakko at Billboard Live presented by 三井ガーデンホテルズ>にて初披露されたもの。小林武史プロデュースのもと、2008年に発表された配信限定アルバム『acoakko』収録の「Hello, Again 〜昔からある場所〜」にストリングスとベースを加えリアレンジした「PRESENT LOVE. FILM」スペシャルバージョンに仕上がっている。CMは11月28日より、YouTubeにて公開中。今後、テレビCMバージョンも放送予定とのことだ。


また12月1日からは、デビュー曲「Man & Woman」から最新アルバム『re:evergreen』までの全楽曲が各サブスクリプション型音楽配信サービスにて配信されるので、お楽しみに。

以下は前述の11月28日東京・ビルボードライブ東京公演のライブレポートだ。

  ◆  ◆  ◆


My Little Lover akkoのセルフプロデュースによるアコースティックライブ「acoakko」のワンマンライブ<My Little Lover☆acoakko at Billboard Live presented by 三井ガーデンホテルズ>が、大阪と東京で開催された。11月25日にビルボードライブ大阪で、11月28日にビルボードライブ東京でそれぞれ開催された本公演は、各夜2ステージ制での公演となった。このレポートでは、東京公演の1st ステージの模様をお届けする。

そもそも「acoakko」とは、2006年から行われている、My Little Loverのヴォーカリスト・akkoのセルフプロデュース・アコースティックライブであり、1995年にMy Little Loverとしてデビューする前には音大に通っていた彼女の世界観を、My Little Loverの数々の名曲たちと、さらに贅沢な生演奏と共に堪能できる貴重な空間。10周年を迎えた「acoakko」の豊潤な音世界を響かせるのに、飲食と共にゆっくりと音楽を堪能できるビルボードはまさにうってつけの場所とあって、多くの人が会場に詰めかけた。

開演時間となり場内が暗転すると、ステージ上には「acoakko」のパーマネントメンバーである森俊之(Pf)と古川昌義(G)、さらに4人のストリングス隊、そしてakkoが登場。1曲目「STARDUST」から、その波のように穏やかかつ雄大な演奏で、会場を「acoakko」の世界へと引き込んでいく。ストリングス隊が一旦ステージを去り、続いて「悲しみよ今日わ」から「予感」へと、時にリズミカルに躍動し、時に震えるような切なさを醸し出しながら演奏は進んでいく。冒頭3曲を演奏後、akkoの口から、2002年のアルバム『organic』以来の付き合いであ るという古川、そして11年前にakkoが「一緒に演奏したい」と直接会いに行き、口説き落としたという森、それぞれ10年間「acoakko」を支え続けたメンバーが紹介される。その後、akkoが情熱的に歌い上げる「ターミナル」、森が奏でるリリカルなピアノの旋律と歌声が優しく馴染む「送る想い」が、静かな会場の中に真っすぐ響き渡る。

続くMCでは、シルバージュエリーブランド「FANTASTIC MAN」とコラボレーションしたバングルや、オーガニックコットンにこだわったブランド「VIRI-DARI deserta」とコラボレーションしたハンカチやポーチ、Tシャツなどを紹介。「私は、手間暇かけて丁寧に作られたものに魅力を感じるんです。手間暇は、心遣いと同じだと思うんです」と、それぞれのこだわりのコラボアイテムを紹介。Tシャツにプリントされた「Keep doing what you believe」という言葉について、akkoは「信じることをやり続けてほしい」と語る。「この舞台にも、舞台監督がいたり、PAさんがいたり照明さんがいたり、多くの方を信じてここまでやってきました。信じることができたからこそ、いろんなことが達成できてきた気がします。信じる気持ちは何より強いと思うんです」と。そこには、音楽、ライブ、グッズ、あらゆるものの細部にまで宿ったMy Little Lover の表現理念があった。


再びストリングス隊を呼び込み、「あふれる」を披露。そのダイナミックなアンサンブルで会場を盛り上げると、続く「wintersong が聴こえる」、そして「recall」では会場中から手拍子が湧き上がり、akkoもピアニカやグロッケンを奏でながら、その盛り上がりは次第にヒートアップ。その後、「スケジュールが空いたので来た」というドラマーの沼澤尚もステージに登場。しかしながら、沼澤が叩くのはまさかの“その辺にあった”という段ボール。その段ボールから繰り出される見事なビートに導かれ、アンサンブルにはさらなる躍動が加わる。

akkoの「盛り上がっていくぜ!」という掛け声とともに1995年にリリースされたデビュー曲「Man & Woman」、そこから「白いカイト」という大ヒット曲の2連発で、序盤の静謐な世界観とは一転、会場は大盛り上がり。akkoの、まるで煽るようなアグレッシブなパフォーマンス、そして、それに導かれるように客席から巻き起こる手拍子と合唱で、ライブ本編の最後は巨大 な熱量に包まれて終了。そして、その後も鳴り止まないアンコールの拍手に応えて、代表曲「Hello, Again〜昔からある場所〜」が披露された。東京の夜景をバックに披露されたこの名曲と共に、どんな時代にも色褪せることのないMy Little Loverの、そしてakkoの深い世界観に 抱かれた夜は幕を閉じた。

Text by FUMIAKI AMANO
Photo by KIYOAKI SASAHARA

■セットリスト/出演メンバー

M1. STARDUST
M2. 悲しみよ今日わ
M3. 予感
M4. 送る想い
M5. ターミナル
M6. あふれる
M7. wintersong が聴こえる
M8. recall
M9. Man & Woman
M10. 白いカイト
EN. Hello, Again 〜昔からある場所〜

■メンバー
森俊之/Toshiyuki Mori (Piano)
古川昌義/Masayoshi Furukawa (A.Guitar)
クラッシャー木村/Crusher Kimura (Violin)
上里はな子/Hanako Uesato (Violin)
三木章子/Shoko Miki (Viola)
原口梓/Azusa Haraguchi (Cello)
沼澤尚 (Percussion)

■12月1日(木)配信開始サブスクリプション型配信サイト情報

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※AWAは11月14日より、先行配信開始中
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