ラット、バンド名を巡る訴訟が終結し、3人でツアーを開催

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スティーヴン・パーシー(Vo)、ウォーレン・デ・マルティーニ(G)、フォアン・クルーシェ(B)が、ラットとして活動を再開することになった。

◆ラット画像

デ・マルティーニは、ボビー・ブロッツァー(Dr)がバンドの権利を所有していると主張しラット名義で活動を続けることに対して訴訟を起こしていたが、裁判所は、ブロッツァーのみが権利を所有しているわけではないとの決断を下したという。

4人は1985年、ラットの名前、トレードマークを使うには4人全員の承諾が必要だというラット・パートナーシップ契約を結んでいたそうだ。このため、パーシー、デ・マルティーニ、ブロッツァーが、1997年にブロッツァーの管理するWBSに権利を譲渡しようとしたのは、クルーシェの承諾がなかったため、無効だと判断された。故に、バンド名とトレードマークは、WBS(ブロッツァー)ではなく、依然、4人が所有していることになった。

パーシー、デ・マルティーニ、クルーシェは、この判決後、ブロッツァーはパートナーシップから除名されたと発表、3人はこの先、ラットとしてツアーを続けることを楽しみにしているとの声明を出した。

すでに削除されたが、パーシーはEddietrunk.comを通じこの声明が出される前の日(11月28日)、「2017年に向け、準備しておけ! 穴倉から脱出、本物のラットが復帰」とツイートしていたそうだ。

Ako Suzuki
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