カニエ・ウェスト、トランプ次期大統領と対談

体調不良で活動を一時休止中のカニエ・ウェストが、火曜日（12月13日）、ドナルド・トランプ次期米大統領が住むNYのトランプ・タワーを訪問し、“長年の友人”と“多文化的問題”について話し合ったそうだ。

◆カニエ・ウェスト画像

およそ2ヶ月ぶりにTwitterを更新したカニエは、「俺は今日、トランプに会い、多文化の問題について話したかった」「これらの問題というのは、いじめ、教師たちへの支援、教育課程の改革、シカゴの暴力を含む」「もし俺らが本当に変化を求めているならば、次期大統領と直接コミュニケーションを取るのは大事だと感じている」とつぶやいた。

トランプ氏のスポークスマンは、次期大統領は「長年の友人との情報交換を楽しんだ」とコメントした。

TMZ.comによると、カニエから面談をリクエストし、トランプ氏が了承。13日午前中に15分ほど会話を交わしたそうだ。

カニエは9時13分にタワーに到着し、9時53分ごろトランプ氏と一緒にロビーに姿を見せた。2人は報道陣を前に写真撮影に応じ、トランプ氏は、何を話したのかと問われると「人生だ。僕らは人生について話した」「（カニエは）友人だ。ただ友人だよ。彼はいい人だ」と答えたそうだ。カニエは質問に答えず、「いまは写真を撮るためだけにここにいる」とのみコメントしたという。

休養中のカニエは、2月、グラミー賞の授賞式で復帰するのではないかと噂されるが、この時期トランプ氏を訪問したことから、1月に開かれる大統領就任式でパフォーマンスするのではと推測され始めた。

また、以前、米大統領に立候補すると宣言していたカニエは、トランプ氏との面談後、「#2024」ともつぶやいた。


Ako Suzuki