アーロン・アバナシー、ファンクネスが詰まった初のフルアルバム『Monologue』を発売

ツイート

クリーヴランド出身のミュージシャン/シンガー/ソングライター/プロデューサーのAaron Abernathy(アーロン・アバナシー)初のフルアルバム『Monologue』にボーナストラックを加えた日本国内盤が、2016年12月14日(水)にSWEET SOUL RECORDSからリリースされた。PrinceやD’Angeloを思わせるヴォーカルワークとファンクネスたっぷりのグルーヴを堪能出来る傑作に仕上がっており、R&B/ソウルファンならマストチェックの作品だ。

アーロン・アバナシーはR&Bのレジェンド・Gerald Levertと同じ高校の音楽科を卒業後、ハワード大学で自身のバンドを結成し初の自主制作アルバムをリリースすると、地元ワシントンD.C.の音楽シーンを席捲。そのライヴパフォーマンスはEric RobersonやMarsha Ambrosius、Slum Villageといったアーティストからも注目を浴び、2009年リリースのシングル「Howard Girls」ではEric Robersonがフィーチャリングで参加。また、Slum Villageは2005-2010年のワールドツアーのミュージックディレクターとしてアバナシーを抜擢し、さらに『Villa Manifesto』(2010年)のシングルカット「Dance」でも彼をフィーチャーするまでに信頼を置いている。

そういった活動の傍ら、彼自身では2005年に「アブ&ソウルジャーナーズ」の名義で『Lyrically Inclined 1.3: The Odyssey』をリリース。この作品は、当時まだ積極的にアーティスト自身が情報を発信していく地盤の整っていなかった状況にありながら、ビラルやディアンジェロを思わせるファルセットとファンキーな楽曲の数々がコアなソウルファンたちの間で広まっていった。

そんな彼が、『Lyrically Inclined 1.3: The Odyssey』から数えると実に11年ぶりにリリースする『Monologue』は、そのタイトルの通り、彼がクリーヴランドで過ごした10代の頃の彼の内面を描き出した傑作。本作で彼はプロデュースからソングライティング、ボーカルに加えて様々な楽器の演奏に至るまで幅広い才能を遺憾なく発揮。70年代のファンキーでソウルフルなR&Bサウンドをベースに、80年代~90年代のフレイバーも散りばめたと本人も語るように、Prince~D’Angeloを思わせるファンクネスに、Raphael Saadiqがキャリア後期に追求してきたようなレトロ感も加味したスタイルが現行のシーンにおいても特出したグルーヴを生んでいる。

共演にもPhonte (The Foreign Exchange)、Black Milk、Zo!、Deborah Bondと豪華な面々が参加し、作品の色をより鮮やかに引き立て、R&B/SOULファンにはたまらない作品に仕上がっている。


『Monologue』

販売価格:¥2,381(+ tax)
発売日:2016年12月14日
商品コード:SSRi-0126
JANコード:4560365712261
[曲名]
01. Son Of Larry feat. Deborah Bond
02. Favorite Girl
03. Bachelorette feat. Phonte & Black Milk
04. I See You
05. Pretty Kind
06. Kiss Me Again
07. Play It Cool
08. I Need To Know
09. When Reality Sets In feat. Zo!
10. Ab Is Gone Away feat. Nat Turner
11. Monologue
Japan Bonus Tracks
12. Something For The Summer
13. I Want You Again

この記事をツイート

この記事の関連情報