GReeeeNが1月7日、埼玉・さいたまスーパーアリーナにて10周年記念ワンマンライブ<あっ、リーナ、ども。はじめまして。『クリビツテンギョウ!? ル〜デル〜デ♪>を開催。自身初のアリーナ公演に、約1万6,000人のファンが結集した。

◆グリーンボーイズ ライブ画像

オープニングアクトはグリーンボーイズ。グリーンボーイズは、GReeeeNとそのプロデューサーJINがGReeeeNの楽曲「キセキ」を生み出すまでのストーリーを描いた映画『キセキ ーあの日のソビトー』でGReeeeNの前身グループとして登場する、菅田将暉(ヒデ役)、横浜流星(ナビ役)、成田凌(クニ役)、杉野遥亮(ソウ役)からなる4人組だ。

スクリーンに「GReeeeNさん、お先に失礼します by グリーンボーイズ」と映し出され、スモークに包まれるなかメンバーがステージに現れると黄色い声が飛び交う。まず「キセキ」を披露し、菅田が「どうもー、グリーンボーイズでーす! 来ちゃいましたー!」と挨拶。続いて横浜、成田、杉野とひとりずつ自己紹介後、「短い時間ですがぜひ楽しんでいきましょう! 次の曲は「声」!」というタイトルコールから「声」へ。4人がそれぞれ四角いステージの四隅へ移動してキュートなダンスも見せながら会場を温めていく。登場直後は緊張しているようにも見えたが、菅田は途中で「やばいね」と口から漏れてしまうほどで、4人はぴょんぴょんと飛び跳ねながら歌い、初ライブを大いに楽しんでいる様子だった。(※2曲ともGReeeeNのカバー)


グリーンボーイズのパフォーマンスの後は、いよいよGReeeeNの出番だ。彼らは顔を出さずに音楽活動をしているため、ライブはメンバーの動きをデータ化するモーションキャプチャー技術を取り入れた“ヴァーチャルライブ”として展開される。メンバーの映像がスクリーンに映し出され、1曲目は代表曲「キセキ」。2曲目「パリピポ」からはたくさんのキッズダンサーが曲に合わせて元気いっぱいにダンスして華を添えた。

この日は「ルーデルーデ学園」という架空の学校が舞台となっており、メンバーはその10年生、HIDEは生徒会長、ファンは学園の生徒という設定であることを説明。4人が自己紹介を終えると「次の授業行くぞー!」と煽り「UNITY」へ。全員がタオルをまわして会場はますますヒートアップしていった。

「ルーデルーデ学園学園の皆さん盛り上がってますかー!?」と92がMCをしている最中、3人の周りをちょこまかと動き回るHIDE。会場全員が注目するなかHIDEが大ジャンプをして“何か”にアタックすると、ヒラヒラと落ちてきたのは映画『キセキ ーあの日のソビトー』のポスターだった。「これ、例の映画のやつや」「これ主題歌がすごくいいやつだ」と4人が口を揃えて発言して笑いが巻き起こる。それから「これ、聴いてみたい人いますかね?」と問いかけ、主題歌「ソビト」を初披露。先ほどまでの雰囲気をガラリと変える熱く力強い歌声に、会場中が真剣に聴き入っていた。

ここでルーデルーデ学園の校長先生が登場、「みんながお待ちかねの大運動会ー!」と叫び、大玉ころがしをすることに。これは赤・青・緑・黄の4つの大玉を会場の端から中央のステージまで運び、1番最初に到着した大玉の色によって次の曲が決定するというアトラクションだ。各3個ずつ、計12個の大玉がファンの手によって運ばれたが、それぞれ聴きたい曲が異なるためなかなか大玉が進まないという状況に。最終的には黄色の大玉が1番に到着し「僕らの物語」が披露された。

大運動会の次は文化祭ということで、次はnaviによる振付のレッスンがスタート。「遠くの空 指さすんだ」に合わせて全員でダンスし会場が一体となった。それから「愛唄」のイントロが流れると「おー!」と歓声が上がり「この歌はみんなで歌っていきましょう!」とHIDEが言い大合唱。「虹」から「笑顔」まではメドレーで披露され、ラストの「遥か」では歌詞にある桜の花びらが宙を舞い、本編を美しく締めくくった。

アンコールでは、モーションキャプチャーではなくスクリーン越しに本人が登場し、ステージには生バンドも。もちろん表情がわからないようにはなっていたが、この形式でのパフォーマンスは今回が初めてとあり、10周年ライブならではのサプライズにファンは喜びと驚きの声を上げた。

「BE FREE」に続き、再度披露された「キセキ」は、最後に「みんなを愛してる」という歌詞が付け加えられていた。92は「この曲(キセキ)が出るときに、まさかこんなに大勢の人たちと一緒に歌えるとは思っていなくて、僕たちの宝物になったと思います。ありがとうございます。」とコメント。そしてひとりずつ今胸にある感謝の想いを語り、10年前に発表したデビュー曲「道」を歌唱、4人が手をつないでおじぎをしてライブは幕を閉じた。

なおこのライブの模様は、1月28日20:00からWOWOWで放送される。

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「今日いろんな地方から集まってくれて、電車だったり飛行機だったり車だったり船だったり、遠くから時間をかけて集まってくれたみんなからの愛と、今回行きたくても行けなかったなという人たちの愛と、スタッフや関係者さんたちからの愛に包まれて、僕たちは今日この場所でみんなと同じ時間を過ごすことができました。本当にありがとうございます! これからも皆さんの日常の生活のなかで、僕たちの音楽が時々聞こえてきたりとか、心のどこかで僕らが寄り添えたりしていけるように、これからもがんばっていきますのでよろしくお願いします!」──92

「このステージに立てる日をずっとずっと心待ちにしていました。デビューから10年間、本当に応援ありがとうございます! デビューして最初の頃は、歯医者だけやりなさいとか、アーティストだけやりなさいとか、両立なんてできやしないとか、厳しい意見を言われたこともありましたが、ここまで続けてこられてこのステージに立っていられるのもここにいる皆さんのおかげです! 本当にありがとうございます! 僕たちはこれからも皆さんに愛と勇気をたくさんもらいながら、一歩一歩前へ前へ4人で突き進んで行きますので、応援よろしくお願いします!」──SOH

「いつも皆さんの温かい応援に励まされて、ここまで走り続けることができたと思っております。これからもこの4人でどんどん前に進んで、時には皆さんを引っ張ったり、皆さんに愛をもらったりして、GReeeeNとして続けていきたいと思ってますので、今後とも応援よろしくお願いいたします。そして、僕たちをいつも影で支えてくれている友達や仲間達、スタッフ、関わってくれたすべての人たちにこの場をお借りして感謝の気持ちを言わせてください。本当にありがとうございます!」──navi

「僕らがそれぞれ歩いてきた道がありまして、その一本のそれぞれの道が合わさって今、大きな太い一本の道として皆さんに見ていただけるようにこの10年走ってきました。これから先もこの道はずーっと続いていきます。それは皆さんも一緒で、人生のなかで“自分”という道を歩いて行くなかで、時に交差したり一緒になったりする道があって。その進むべき道の先には未来とか希望っていう光が当たってると思うんですけど。僕ら5人…いや、4人のGReeeeNというのは、皆さんが照らした希望が後ろに影を作りますよね。そんないつも一緒にいる影でありたいと思っています。そして、皆さんが時に道を見失い希望の光が皆さんの後ろにあるような時は、目の前に影として現れて、“こっちじゃないの?”って先に歩きます。そうやってこれからも一緒に歩いて行けたらと思います。ひとつになって歩いて行きましょう。」──HIDE

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終演後には菅田将暉の囲み取材が行なわれた。ライブを終えての感想は「1万6,000人のパワーをすごく感じました。僕らがGReeeeNさんの歌を届けるっていうことが純粋に楽しくて、ついつい騒ぎすぎました。」とコメント。アンコールのMCでHIDEが「僕ら5人…いや、4人で」と言っていたことについて、プロデューサーのJINを含んだ人数が自然に出てきたことが個人的にグッときた場面だったと語った。

また、今後歌手としての活動をしていきたいかという質問には「チャンスや機会があれば」「歌いたいことがあればやりたいと思う」と話し、初めてのライブがさいたまスーパーアリーナという大舞台だったが、もっと大きな会場でライブをやってみたいかと尋ねられると「もちろん立てるなら立ちたいですけどね。でも、行くとしたら自力で行きたいです。」と今後の展開を期待したくなるコメントを寄せた。


セットリスト

■グリーンボーイズ
1.キセキ
2.声

■GReeeeN
1.キセキ
2.パリピポ
3.weeeek
4.あいうえおんがく
5.オレンジ
6.UNITY
7.ソラシド
8.扉
9.ソビト
10.僕らの物語
11.遠くの空 指さすんだ
12.愛唄
13.暁の君に
14.Green boys
15.虹
16.花唄
17.イカロス
18.旅人
19.笑顔
20.卒業の唄
21.遥か

En1.BE FREE
En2.キセキ
En3.道


※記事初出時、本文の内容に誤りがありました。訂正してお詫び申し上げます。