宇多田ヒカルが最新アルバム『Fantôme』(2016年9月発売)より、「忘却 featuring KOHH」のミュージックビデオフルバージョンを公開した。

◆「忘却 featuring KOHH」ミュージックビデオ

今回のミュージックビデオの監督を務めたのは、20代の新進気鋭の映像作家、dutch_tokyoこと山田健人。多数の監督候補の作品の中から、宇多田自身が彼を指名したという。KOHHも同映像に出演しており、山田監督は「素晴らしい曲の価値をただのビジュアルの消費にしないような映像にできたと思っています。」とコメントを寄せた。

▲ KOHH

また『Fantôme』のCDの出荷およびデジタル配信(国内外含む)をあわせた枚数が100万枚を突破したこともあわせて発表された。内訳としては、フィジカルCD出荷が78万枚、デジタル配信(バンドル)が22万枚となり、これによりデビュー後に発表したすべてのオリジナルアルバムがミリオンセールスを達成したこととなる。

■山田健人(dutch_tokyo)監督 コメント

監督させて頂くにあたって一番大切にしたことは、余計なものがない純粋な“ミュージック”・ヴィデオであることにこだわるということです。
お話を頂いて改めてこの「忘却」という音楽と向き合って感じた、宇多田さん、KOHHさんそれぞれの世界は、あらゆる経験の還元された表現でした。

映像監督としてこのような音楽に意味を視覚付けすることは、別のチカラを与えることでもあり、その全てを映像の一つ一つに落とすということであります。
5分間、他の一切の感覚をなくすような没入感、神々しさ、生と死、意識と無意識、存在と不在、認知、主観と客観…
あえて文字にするとそのような世界観を持った映像です。

素晴らしい曲の価値をただのビジュアルの消費にしないような映像にできたと思っています。



▲山田健人(dutch_tokyo)監督