2017年に絶対大ブレイクする音楽・エンタメ情報を分析

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■ビッグアーティストへの登竜門・MAMAの「今年の歌賞」を受賞

TWICEの「CHEER UP」が2016年12月2日に香港で開催された韓国のミュージックアワード「2016 Mnet Asian Music Awards」、通称「MAMA」で「今年の歌賞」を受賞した。この賞は「今年のアーティスト賞」「今年の歌手賞」と並ぶ「MAMA」で最高の称号。過去にはBIGBANG「BANG BANG BANG」(2015年)、SOL「Eyes, Nose, Lips」(2014年)、チョー・ヨンピル「Bounce」(2013年)、PSY「江南スタイル」(2012年)という韓国では超の付くビッグアーティストのヒット曲のみが栄誉に輝いている。若手のTWICEがこのメンツと肩を並べたことに、韓国では大きな驚きと称賛の入り混じった声が上がった。どこまでも明るく健康的な彼女たちは新世代のガールズグループとして認知されたのである。



セールス面においても、昨年韓国において50万枚以上を売り上げている。韓国が日本の半分以下の人口で、さらに楽曲配信のほうが優勢である事情を考慮すれば、この数字がいかに驚異的かがわかるだろう。よって「2016 MAMA」で「今年の歌賞」を獲得したのは、数字の上では妥当だったとも言える。

近年はEXOやBIGBANGといったメガアーティストのみが独占していた「MAMA」の主要部門を勝ち取ったことで、TWICEは「若手」枠どころか「中堅どころ」に手が届く位置にジャンプアップした。「2016 MAMA」で「今年の歌賞」はそれほど大きな意味がある。さらには、先日韓国で行われた「第31回ゴールデンディスクアワード」のデジタル音源部門でTWICEは大賞を受賞した。こちらも、韓国で非常に権威のある授賞式である。今後、そんなTWICEを模倣したガールズグループが山ほどデビューするだろう。だが、もともとオーディションを勝ち抜いた実力者で構成されているTWICEの牙城を崩すのは難しいはずだ。2017年は間違いなく彼女たちの年になる。

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