レイ・デイヴィス、10年ぶり新作はジェイホークス参加の『AMERICANA』

レイ・デイヴィスが、10年ぶりのスタジオアルバム『AMERICANA』を4月21日にリリースすることが明らかになっている。

◆『AMERICANA』ジャケット画像

『AMERICANA』は2013年に出版された同名の回想録をきっかけに制作に至ったという自伝的な内容のアルバムで、レイの作詞、作曲、編曲による新曲15曲が収録される。レイとともにガイ・マッシー、ジョン・ジャクソンが共同プロデューサーを務めており、バックバンドにはザ・ジェイホークスを起用、レコーディングは1973年にキンクスが設立したスタジオ、コンクで行なわれたという。

キンクスの成功や米国音楽家連盟によるブラックリスト入り処分、そして自身が拠点としたこともあるニューヨークやニューオーリンズでの思い出など、アメリカはレイの人生の中でも大きな役割を果たしてきた地だ。本作では回想録『Americana』の抜粋によるナレーションを交えながら、開放感に満ちた「The Great Highway」からザ・ジェイホークスのカレン・グロットバーグとのデュエット「Message From The Road」まで、幅広い曲調でアメリカ音楽が再解釈されていく。

なお、リリースに先立ち、NPR Musicでは収録曲「Poetry」の音源が公開されている。

■「Poetry」試聴URL：
http://www.npr.org/sections/allsongs/2017/01/23/510819373/the-kinks-ray-davies-teams-up-with-the-jayhawks-on-poetry

photo by Steve Gullick