ニール・ヤング「CSNYの再結成に異議なし」

ニール・ヤングは、クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングの活動再開にオープンでいるそうだ。
◆ニール・ヤング画像
4人は2013年、ヤングが毎年主催するチャリティー・コンサート<Bridge School Benefit>で一緒にプレイしたが、その後、デヴィッド・クロスビーが、ヤングが30年以上連れ添った奥さんと離婚し、女優のダリル・ハンナと付き合い始めたことに関して「彼はいま、人を食い物にする有害でしかない人物と付き合っていると聞いた。カルマだ。彼は傷つくことになるだろう」と発言し、ヤングを激怒させていた。
クロスビーが公の場で謝罪してから1年半。ヤングの怒りは解けつつあるようだ。彼は、英国の音楽誌『Mojo』のインタビューでこう話したという。「CSNYがリユニオンするチャンスはあると思う。僕は反対していない。僕らの間には嫌なことがたくさん起きたし、解決すべきことはたくさんある。しかし、それが兄弟や家族ってもんだ。どうなるか、見てみよう。僕はオープンだ。僕が大きな障害になっているわけではないと思う」
毒舌のクロスビーはグラハム・ナッシュのことも怒らせている。ナッシュは昨年春、理由は明かさなかったが、「いま現在、僕はクロスビーとは何もやりたくない。いたってシンプルだ。僕の世界では、この先クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングのアルバムもなければ、クロスビー、スティルス&ナッシュのアルバムや公演もない」と話していた。
しかし、その数か月後、「もしクロスビーが来て曲をプレイしたとしたら、僕はミュージシャンとしてどうすべきなのか? いくらムカついていたとしてもね」とも発言しており、確かに解決しなくてはならないことはたくさんあるようだが、ヤングの態度が軟化したことにより、再結成の可能性は以前より高くなった模様。
Ako Suzuki
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