松任谷由実、百花繚乱の苗場公演幕開け

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“ユーミン”こと松任谷由実が2月7日、冬恒例のリゾートライブ<SURF&SNOW in Naeba Vol.37>を新潟・苗場プリンスホテル ブリザーディウムにてスタートした。

◆松任谷由実 ライブ画像

2017年で37回目の開催を迎えた今回のテーマは“花”。フランスの小説家 ジュール・ヴェルヌが原作のSF冒険映画『地底探検』(1959年公開)の世界観をイメージしたアイディアをもとにステージが制作され、そのテーマにふさわしく時空を超えた旅へ誘う「Glory Birdland」から幕が開けた。

ユーミンは、花にちなんだ曲として「花紀行」(1975年)から「Sillage~シアージュ」(2016年)と、新旧織り交ぜた選曲、そして“今、何処にいるのか”季節さえも忘れてさせてしまう鮮やかな演出で会場を魅了。また、毎年注目の衣装は3ポーズ用意され、探検の始まりをイメージした衣装、地底に住むネイティブをイメージしたエキゾチックなムード漂うドレス、美しくも不思議な昆虫のマエストロをテーマにした玉虫色のモーニングを着用してステージをさらに華やかに彩った。



中盤ではファン待望、お馴染みの“苗場名物リクエストコーナー”で盛り上げ、後半戦はユーミンのバンドメンバーとして30年以上活躍していたギタリスト・中川雅也(2016年7月他界)のために選曲した楽曲を披露。亡くした友を想う「Good-bye friend」など、ここ苗場のステージでも数々の思い出を共にした盟友を想う気持ちを曲に託して届けていった。なかでも苗場には欠かせない「BLIZZARD」では、故人が担当していたギターソロの過去のデータを用いて演奏。天国にいる仲間と楽曲を通じてステージを共にするという、音楽の力を改めて感じることができたステージとなった。

本公演はリクエストコーナー、アンコール含め約2時間半弱で全23曲を披露。2月20日の最終公演まで全8公演が行なわれる。

<SURF&SNOW in Naeba Vol.37>

新潟・苗場プリンスホテル ブリザーディウム
※終了公演は割愛
2月8日(水)
2月11日(土)
2月12日(日)
2月14日(火)
2月17日(金)
2月18日(土)
2月20日(月)

<三菱UFJニコスPresents 松任谷由実 コンサートツアー 宇宙図書館 2016-2017>

※終了公演は割愛
3月01日(水)名古屋国際会議場 センチュリーホール(愛知)
3月02日(木)名古屋国際会議場 センチュリーホール(愛知)
3月04日(土)名古屋国際会議場 センチュリーホール(愛知)
3月05日(日)名古屋国際会議場 センチュリーホール(愛知)
3月09日(木)鹿児島市民文化ホール第一(鹿児島)
3月11日(土)福岡サンパレス(福岡)
3月12日(日)福岡サンパレス(福岡)
3月15日(水)ichiko総合文化センター(大分)
3月21日(火)神奈川県民ホール(神奈川)
3月22日(水)神奈川県民ホール(神奈川)
3月24日(金)神奈川県民ホール(神奈川)
3月25日(土)神奈川県民ホール(神奈川)
3月29日(水)鳴門市文化会館(徳島)
4月01日(土)ひめぎんホール(愛媛)
4月03日(月)レクザムホール(香川県県民ホール)(香川)
4月06日(木)高知県立県民文化ホール(高知)
4月07日(金)高知県立県民文化ホール(高知)
4月11日(火)ロームシアター京都メインホール(京都)
4月12日(水)ロームシアター京都メインホール(京都)
4月15日(土)神戸国際会館こくさいホール(兵庫)
4月16日(日)神戸国際会館こくさいホール(兵庫)
4月21日(金)市川市文化会館(千葉)
4月25日(火)東京国際フォーラム ホールA(東京)
4月26日(水)東京国際フォーラム ホールA(東京)
5月10日(水)郡山市民文化センター(福島)
5月12日(金)宇都宮市文化会館(栃木)
5月16日(火)東京国際フォーラム ホールA(東京)
5月17日(水)東京国際フォーラム ホールA(東京)
5月21日(日)オリンパスホール八王子(東京)
5月24日(水)フェスティバルホール(大阪)
5月25日(木)フェスティバルホール(大阪)
5月27日(土)フェスティバルホール(大阪)
5月28日(日)フェスティバルホール(大阪)
5月30日(火)和歌山県民文化会館(和歌山)
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