サマソニ出演決定のデクラン・マッケンナ、シングル5作の国内配信開始

8月に＜サマーソニック＞出演を控える英国出身のシンガー・ソングライター、デクラン・マッケンナのシングル5作が、本日2月10日（金）より国内配信開始となった。

◆デクラン・マッケンナ ミュージックビデオ

今回配信がスタートしたのは、彼がその名を世に知らしめるきっかけとなった楽曲でFIFA（国際サッカー連盟）の汚職とワールドカップについて歌った「ブラジル」、そして自殺したトランスジェンダーの若者についての投稿にインスパイアされたという楽曲「パラセタモール」をはじめ、「ベツレヘム」「イソンバード」など、世界で起きているさまざまな問題を提起した初期シングル群だ。

影響を受けたアーティストとしてデヴィッド・ボウイやジェフ・バックリィ、スフィアン・スティーヴンス、ヴァンパイア・ウィークエンドらを挙げる18歳のデクランは、自身の楽曲について「色んなこと、自分に起きた個人的なこととか、政治のこと、世界で起きていること、ニュースで見ること。なんでも。考えさせられることとか、そういうのを曲にすることが多いね」、「僕の曲には大人になろうと背伸びする意図はないんだ。僕は若いんだから」と語る。

また、春にリリースが予定されているファーストアルバムについては「いかにもといった（ファースト・）アルバムになるよ。色んなアイデアがとっちらかってね。それが悪いこととは思わない。ボウイだってそうだったんだから。僕は一つのジャンルにまとめられないものを作っているんだ。難しいことではあるけど、曲が十分あるのは間違いないからね」とも語っている。

デクラン・マッケンナはこの後2月末にかけてヨーロッパツアーを敢行し、3月はイギリスで単独公演を開催、4月には米＜コーチェラ・フェス＞への出演も決定している。