メタリカ、ヘットフィールドがグラミー楽屋で激怒

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メタリカのフロントマン、ジェイムス・ヘットフィールドは、やはり、グラミーでのサウンド・トラブルに怒り心頭だったそうだ。その度合いは、バンド・メイトのラーズ・ウルリッヒがこの20年間見たことがなかった程、激しかったという。

◆メタリカ&レディー・ガガ画像

日曜日(2月12日)開催されたグラミー授賞式で、メタリカはレディー・ガガとコラボしたが、ヘットフィールドのマイクが正常に機能せず、彼のヴォーカルはほかのサウンドにかき消された。途中からガガとマイクを共有することで乗り切ったが、常に完璧なパフォーマンスを心掛けているメタリカの基準には到底達しなかった。

ステージを去る際、ギターを放って戻すなど、ヘットフィールドが頭にきている様子はうかがえたが、それは楽屋で爆発したそうだ。

米CBSのトーク番組『The Late Late Show With James Corden』に出演したウルリッヒは、こう明かした。「あんなジェイムス、この20年間見たことなかった。激怒してたよ。彼は上手く年を取っていて、結構、落ち着いた奴だ。でも、楽屋に戻ってからの5分から10分は楽しいものじゃなかったよ」

メンバーが定めたメタリカ基準は満たさなかったかもしれないが、それでもいいパフォーマンスだったと評価する人は多い。その声は彼らにも届いており、ウルリッヒはこう話した。「たくさんの人が、少なくとも素晴らしいTV番組になったって言ってた。それが、そもそもグラミーをやる核心だ」



Ako Suzuki
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