CIVILIAN、“ウサギとカメ”をモチーフに描きあげた「生者ノ行進」MVが公開

CIVILIANの最新シングル「生者ノ行進」のMV（Short ver.）が本日公開された。

◆CIVILIAN 「生者ノ行進」MV

今作のMVは、童話｢ウサギとカメ｣をモチーフとしたドラマ仕立ての映像だ。”ウサギとカメ”の競走を通じて、楽曲のテーマでもある”人生における勝負・挫折・失敗”などバンドのメッセージを表現しており、シナリオ段階からメンバーが参加して作り上げた意欲作だという。

今回公開された映像は、途中までしか視聴できないShort ver.だが、楽曲の全てと、物語の結末が観られる”完全版”は2月20日(月)より、Gyao!にて2週間の限定公開が予定されている。圧倒的実力差によって勝負に絶望しながらも這いつくばるカメと、見るからに勝ち組の様相で力を見せつけるウサギの勝負は、どうなるのか。気になるところだ。

CIVILIANは、あす2月17日(金)24:30～にOAとなる日テレ『バズリズム』に出演することが決定。地上波初となるパフォーマンスで彼らがどれだけの姿を見せてくれるか、こちらにも期待したい。

その他、「生者ノ行進」のフルver.楽曲先行デジタル配信が2月16日(木)24:00～からスタート。カップリングを含めたパッケージ配信のプレオーダーもスタートし、発売週には関東圏のCDショップでインストアイベントも実施が決定している。

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■『生者ノ行進』ミュージックビデオについて（from Gt.＆Vo.コヤマヒデカズ）
『生者ノ行進』は、挫折や失敗や敗北を繰り返しながらそれでも歩こうとする人間の歌で、CIVILIANというバンドそのものの歌で、僕の歌であなたの歌です。
その『生者ノ行進』のMVとして監督から「現代版の『兎と亀』の物語をやりたい」と言われた時、僕らはすぐにその話に乗って、それならストーリーはこうだとか、ここでこんなシーンを入れようだとか、最後はこんな風に終わろうとか、全員で沢山の意見を出し合って、そうやって出来たのがこのMVです。

人は最初から、他人とは違うものを持って産まれてきます。背が高いとか低いとか、目が大きいとか小さいとか、沢山沢山、違うところを持って。その"違い"に生涯苦しめられる人もいれば、それによって愛される人もいます。"違い"をハンデと考えるか、それともギフトと考えるか。だけど少なくとも僕は、「これはギフトなんだ」と唱えて自分を納得させることは出来ませんでした。僕は"違い"に今もずっと苦しめられています。
今いる場所が嫌なら、どこかへ行きたいなら、何かを変えたいなら、そんな自分自身を壊して、自分の力でハンデをギフトに変えて、自分の足で歩かなければそこを抜け出すことはできません。だけれど幸運なことに、そうやってもがきながら歩いているのは自分一人ではありません。僕ら自身を含めて、この歌とMVはその全ての人達へ送る賛歌です。

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