大黒摩季、映画主題歌を書き下ろし「鮮やかな作品に仕上がった」

大黒摩季が今冬公開予定の映画『写真甲子園 0.5秒の夏』の主題歌と挿入歌を制作したことが明らかとなった。

◆『写真甲子園 0.5秒の夏』主題歌ダイジェスト映像

『写真甲子園 0.5秒の夏』は、毎年7月に写真の町･北海道東川町で開催される全国高校写真部のコンテスト『写真甲子園』をモチーフとした映画だ。写真を通して日本一を目指す高校生たちの熱い思いを、彼らの挫折や葛藤、そして友情や希望を通して描いた青春ストーリーとなっている。

撮影の舞台となるのは北海道の大自然。映画の随所に東川町の美しい自然が登場する。監督を務めたのは『ぼくらの七日間戦争』『ほたるの星』などで有名な菅原浩志氏。監督自身も北海道出身であり、主題歌を北海道出身のアーティストに制作して欲しいとの要望から、大黒摩季に委ねられることになった。


大黒摩季は2016年、病気治療による休業からの活動再開の地に故郷･北海道を選び、全国へ活動の場を広げている。主題歌の話を快諾したのは北海道をこよなく愛する気持ちも大きく、1曲のみならず挿入歌まで制作。大黒摩季が単独で映画主題歌／挿入歌を書き下ろすのはこれが初のこととなる。

主題歌の「latitude 〜明日が来るから〜」は、映画の試写を観た大黒摩季が、そこに描かれた青春群像、その背景となった北海道の大自然の美しさに感動して作り上げた壮大なバラードだ。サウンドプロデューサーに、doaの徳永暁人を迎え、挫折と葛藤で心が折れそうな高校生たちへ、希望を与える応援歌として誕生した。

挿入歌「Zoom Up★」は、サウンドプロデューサーに原田喧太を迎え、札幌スクールオブダンス＆ミュージック専門学校での彼女の教え子でもある全員札幌出身のロックバンド「Booooze」とともに作り上げた。コーラスには映画キャストである笠菜月、白波瀬海来、中田青渚、甲斐翔真の4人も参加、ポジティヴな生き方を後押しするようなロックビートが心地よい仕上がりだ。これらの楽曲はツアーと並行して制作中のオリジナルアルバムに収録が予定されている。


大黒摩季オフィシャルYouTubeチャンネルでは本日2月21日より、予告編から主題歌「latitude 〜明日が来るから〜」のダイジェスト映像および、挿入歌「Zoom Up★」のレコーディングシーン映像が公開されている。また、3月1日には映画公式ホームページで、この2曲をバックにしたプロモーション映像が公開される。同時に東川町では今夏の『写真甲子園』開催に向けて、その内容を紹介したオリジナルDVDを作成し、全国約5,500校の写真部へ配布するという。その中にも同映像が収録される予定だ。

大黒摩季は2月25日の羽生産業文化ホール公演を皮切りに全国47都道府県ツアーをスタートする。以下、大黒摩季から到着した映画主題歌および挿入歌に関するコメントをお届けしたい。

　　　◆　　　◆　　　◆

「今回、同じ北海道出身の菅原監督からの依頼で、映画『写真甲子園 0.5秒の夏』の主題歌、挿入歌を担当させていただきました。楽曲制作に入るにあたって、台本はもちろん、映画の仮編集を拝見させていただき、自分が生まれ育った北海道の大自然の美しさ、そこで様々な葛藤や挫折にもがき苦しみながらも前を向こうとする高校生たちの姿にとても感銘しました。

そのあまり、当初は主題歌だけのお話だったのですが、制作過程を監督とともに感じ合う中でいつしかストーリーの中にどっぷりと入り込み、彼らの後押しをしたくなって、自分が教えている専門学校の卒業生で札幌出身のロックバンドBoooozeとともに挿入歌も作らさせていただきました。

サウンドプロデューサーに、主題歌の方は作曲･編曲で数多くのヒット作品に携わり、さらには映画音楽も作ってきたdoaの徳永暁人さん、挿入歌の方はROCKギタリストで、シンガー、作曲･編曲など自身もマルチ・アーティストである原田喧太さんにお願いしました。それぞれゴージャスなサウンドとなり、今ある自分のクリエイティブを存分に注ぎ込んだ鮮やかな作品に仕上がったと思っています。

映画公開に先立ち、この作品たちが一人でも多くの人の心に届き、映画館へと足を運んで頂けるきっかけになれば嬉しいです」

　　　◆　　　◆　　　◆