【インタビュー】CANDY GO!GO!、「“私たちロックです”って言っているアイドルとはちょっと違う」

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■ CANDY GO! GO!はゼロから始まった集団
■ だから、“私なんか”と思ってる人にも自信を持って欲しい

▲アルバム『IDOROCK』通常盤

── 恋愛の曲ではないけれど、アルバムの中で最も暗いトーンの曲「事件File.055」は“いじめ”をテーマにしていて、強烈ですね。

なぎさ:よく言われます。この曲には憎しみだったり、不安を詰め込みました。でも、アルバムを作り上げて思ったのは、アイルが書いた「JUMP×JUMP」のような前向きな応援ソングも書けるようになりたいなって。次に挑戦したいですね。

佐伯:私は「いつか忘れられない女になる」という曲を作詞したんですけど、最初に曲とタイトルが送られてきた時に“失恋ソングにしよう”と思ったからそういう歌詞を書いて、レコーディングでも切ない感じで歌おうと思っていたんです。そしたらプロデューサーに「もっとポップに歌ってほしい」って言われて、「いや、この曲はそうじゃないと思います」って言い合いになったことがあって。しまいには泣いて歌えなくなったので、ツインヴォーカルの曲だから気持ちが落ち着くまで宍戸桃子に歌ってもらって。

宍戸:すごいバトルだったね。

佐伯:なので、ライヴでは思う存分、切なく歌っています(笑)。

関根:それと『IDOROCK』の特色はプロデューサー以外の方にたくさん楽曲を提供してもらっていることだと思うんです。シングルでも関わっていただいたPERSONZの本田毅さんやハシグチカナデリヤさんやFEELFLIPさんに曲を作っていただいたことでCANDY GO! GO!の幅が広がったし、苦戦した曲もありましたけど、やって良かったなって。

── スカに挑戦していたり、ループが気持ちいいダンスロックがあったりするのがいいスパイスになっていますね。

関根:最初はお客さんが盛り上がってくれるのか心配だったんですけど「ノリやすい」「楽しい」って声が多かったので良かったなって。

高城:アルバムのタイトル通り、まさにアイドロックという曲がたくさん収録されているのでいろんなジャンルを好きな人に聴いてほしいですね。

宍戸:曲によっては3人がヴォーカルをとったり、4人になったりして、その中で役割が分かれているので、「この人はこういう歌い方をするんだ」とか、「この曲ではこういう雰囲気を出してるんだ」っていう楽しみ方もできると思います。私自身はこのアルバムで初めてリードをとったので「桃ちゃん、こういう歌い方するんだ」とか「こういう曲を歌うんだ」って言ってもらえたのが嬉しかったですね。

── 個人的な推し曲はありますか?

宍戸:やっぱり初めてリードをとった「いつか忘れられない女になる」ですね。2年間やってきて初めてセンターに立って歌った曲なので、成長も感じられたし、思い入れがあります。

磯野:私はまずは、自分がCANDY GO! GO!に入って初のアルバムなので単純に嬉しいですね。

── ライヴに近い構成のアルバムなんでしょうか?

磯野:そうですね。SEが最初に来て、だいたい1曲目は「ハイボールの制約」なのでライヴに近い曲順になっています。

▲アルバム『IDOROCK』初回限定盤

── 磯野さんの押し曲は?

磯野:自分が歌詞を書いたリード曲「With Your Smile」です。曲で聴くと切なめですけど、ライヴではガーッて盛り上がる曲。

菜月:新曲が8曲入っているアルバムなので、最初はどんな反応が返ってくるんだろうと思って不安だったんですけど、リリースしてそういう迷いはなくなりました。「JUMP×JUMP」も書いている時は「この歌詞、受け入れてもらえるかな」と思っていたんですが、「すごく良いね」とか生の声を聞いて自信になったし、ライヴで歌うのも楽しみになった。これはアルバムを発売したからこそ生まれた感情ですね。

── 楽曲、ライヴを通してCANDY GO! GO!が聴く人にメッセージしたいこととは? 背中を押したい? 溜まったものを昇華させてあげたい?

なぎさ:CANDY GO! GO!は、ゼロから始まった集団だと思ってるんですよ。私自身、中学の同級生だった元メンバーに誘われたのがキッカケで「いろんなことしてみて人生を楽しみたい」と思って加入したのが始まりだし、アイドルになるなんて予想もしないことだった。アイドルになるにはかわいかったり、歌やダンスが上手くないとダメかな? と思っている人も多いと思うんですけど、こうして一歩一歩進んできたCANDY GO! GO!がいるから、自信を持ってほしいし、「私なんか」と思っている人にも私たちを知ってほしいですね。そしてもっと音楽シーンを盛り上げたい。

── 今、なぎささんが言ってくれたこともアルバムの中にメッセージとして入っていますよね?

菜月:「JUMP×JUMP」はまさにそういう曲です!“踏み出そう一歩また一歩”って。

関根:CANDYの曲には明るい曲もあれば失恋ソングもあるので、へこんだ時や気分をアゲたい時に聴いて生活のそばに置いてほしいなと思います。

宍戸:メンバーは誰も気どってないんです。努力して頑張っている姿を全力で見せているグループだと思うので「CANDYがあんなに頑張ってるんだから俺も頑張ろう」とか「ここまで力を合わせてやってるんだから私も頑張ろう」って思ってくれたら嬉しいですね。

── 最後に、今後の計画は?

関根:5月2日に新宿ReNYで生のバンドをバックにやるんですが、これはレアな公演になるのでぜひ観に来ていただきたいですね。まもなく3月17日にはハシグチカナデリヤさんとの2マンライヴも予定されています。

── 2017年も休みなしですかね?

菜月:ある程度はいただけたら嬉しいですね(笑)。

取材・文◎山本弘子

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アルバム『IDOROCK』

2016年12月28日発売
■初回限定盤(アルバムCD+DVD)
TECI-1530 ¥3,056+税
■通常盤(アルバムCD)
TECI-1531 ¥2,500+税

[CD収録内容]
1.before daylight
2.ハイボールの制約
3.overdrive
4.いつか忘れられない女になる
5.JUMP×JUMP
6.ワンチャン☆サマー
7.With Your Smile
8.ゲッダン!ジェラシー!ラブラブユー!
9.Walk below the rainbow
10.Hybrid Love
11.事件 File.055
12.クリスマス・イヴ
13.大切なお知らせ
14.The Sun Also Rises
15.endroll

【初回盤特典 DVD 収録内容】
1.“overdrive”Music Video
2.ワンチャン☆サマー Music video
3.“endroll” Music Video
4.“ハイボールの制約”Music Video
5.オフショット

[ライブ情報]

<scrambleoop hyper ~ハシグチカナデリヤ×CANDY GO!GO!~>
3月17日(金)@代官山LOOP
OPEN 18:45 / START 19:30

[LIVE]
ハシグチカナデリヤ
CANDY GO!GO!

チケット料金:ADV 3,200YEN+1Drink / DOOR 3,700YEN+1Drink

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