【インタビュー】J☆Dee'Z、過酷なNY武者修行に多くを学んだ新作「Answer」

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30本以上のゲリラライヴを行なったN.Y.武者修行の旅から帰ってきたJ☆Dee’Zが、3月1日にシングル「Answer」をリリースする。自分たちの方向性に迷っていた時に出会った「Answer」は欅坂46の「二人セゾン」やLittle Glee Monsterへの楽曲提供で知られるSoulifeの手によるナンバー。この曲の歌詞が3人にN.Y.行きを決意させることになった。答えを探す旅に出た3人が見知らぬ国の路上や地下鉄で見つけたものとは──? 過酷な状況にも負けなかったN.Y.での全力エピソードはもちろん、シングル収録曲では平均年齢15才のJ☆Dee’Zらしい恋の話も!? 大切なモノをしっかり胸に刻んだ彼女たちの今この瞬間をインタビューでお届けする。

◆J☆Dee’Z 画像

■不安とずっと一緒にいるよりは一歩、踏み出してみようって。

——最新シングル「Answer」のミュージックビデオにはJ☆Dee’Zが今年の1月にN.Y.で行なった武者修行ゲリラライヴの模様が収められていますが、「N.Y.に行こう!」と思ったキッカケは?

Nono:私たち、N.Y.に行く前にすごく悩んでいた時期があったんです。自分たちの方向性だったり、歩んでいく道がどれが正解なのかわからなくなってしまって、みんなで話し合っていた頃に出会ったのが「Answer」という曲なんです。この曲の歌詞に出てくる“間違いも正解もない”という言葉に背中を押されて、「一歩、踏み出してみるのも大事だな」ってN.Y.に行こうって。

——曲が引き金になったんですね。行くことを決意した時期は?

ami:去年(2016年)の12月ぐらいですね。その時期までは「私たちのカラーって何だろうね」って悩んでました。

——ブログでも“動かずに何もしないことの方が怖かった”と書いていますよね。

ami:そうですね。がむしゃらに走り続けても結果が追いついてこなかったり、反応が返ってこなかったりすると「私、このままで大丈夫かな?」って思うんですけど、不安とずっと一緒にいるよりは一歩、踏み出してみようって。

MOMOKA:私もamiと一緒の気持ちで、今、このタイミングでやらなかったら、いつやるんだろうって。「Answer」という曲に出会えたからこそ思えたんです。それで大人の方たちとも話して「やるならちゃんとやろう」と。


▲「Answer」初回生産限定盤

——ちなみに3人ともN.Y.に行くのは初めてだったんですか?

全員:初めてです。

ami:ホントに雑誌やTVでしか見たことがなくて。

Nono:夢みたいな場所だった。

——とは言え、2泊5日の強行スケジュールで過酷だったんですよね?

MOMOKA:そうですね。N.Y.に武者修行ってカッコよく聞こえるけど、そんなことはなくて、最初は道でパフォーマンスしても自分たちが見えてないんじゃないかっていうぐらい立ち止まってくれないし、どれだけ声かけても反応がなかったです。

ami:鼻で笑って行っちゃう人もいたし、若い日本人の女のコたちということで注目はしてくれてもパフォーマンスを見たら「興味ないや」って感じの人もいたし、そういう反応を目の当たりにして不安になったし、怖くもあったんですけど、「頑張らないと」、「見返してやる!」っていう気持ちのほうが強かった。悔しいからこそ「N.Y.にいる間に何かを持って帰ろう」って逆にエネルギーになりましたね。

——しかも真冬のN.Y.って寒かったでしょ?

ami:寒かった! 凍えてしまいそうなぐらいに。

Nono:私たちが行った時はまだ、あったかかったらしいけど、それでも日中で4度とか。

MOMOKA:通常はマイナス10度ぐらいが当たり前らしくて。

——4度でも外のパフォーマンスは大変ですよね。

MOMOKA:風が強かったので上着を2枚着てたんですけど、パフォーマンスの時はそんな格好じゃ踊れないので、薄着でやってました。

Nono:(ジャンパーの下のトップスが)シースルーだから上着の役割果たしてないんですよ。足も出してるし。

ami:どんなに歌って踊っても汗が出なかったですね。

——何回ぐらいでパフォーマンスしたんですか?

MOMOKA:30回以上やってるかもしれないですね。毎回、やり方を変えて、あとセッションもしましたね。

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