菅田将暉主演『帝一の國』主題歌にクリープハイプ書き下ろし曲

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クリープハイプが、菅田将暉主演映画『帝一の國』(4月29日公開)主題歌として新曲「イト」を書き下ろしたことが発表された。

◆映画『帝一の國』ビジュアル

映画『帝一の國』は、古屋兎丸の同名漫画が原作の学園政権闘争コメディー。菅田が生徒会長選挙に命をかける男・赤場帝一を演じ、野村周平、竹内涼真、間宮祥太朗、志尊淳、千葉雄大らが脇を固める。

クリープハイプが映画主題歌を担当するのは『脳内ポイズンベリー』(2015年公開)以来約2年ぶり。「イト」はライバルを蹴落として勝ち残ろうともがく若きキャスト達の人生模様を操り人形に例えての“糸”と、生き抜く戦略の“意図”とを掛けた、クリープハイプの真骨頂といえる現代社会を生きる人々へのメッセージソングで、アレンジにもホーンセクションを導入し転調を効果的に織り混ぜるなど、バンド史上最もキャッチーなサウンドを追求した“ポップと狂気が交錯するキラーチューン”に仕上がっている。

なお「イト」は4月26日にシングルとしてリリースされる。詳細は後日発表となるので続報を待とう。


■クリープハイプ 尾崎世界観 コメント

「ミュージシャンはどうせ言っても聞かないでしょ」と笑ってくれた永井監督に、初対面の打ち合わせで心を掴まれました。
音楽を信頼して、音楽に任せてくれる姿勢に感動して、それに応えたいと思い、本編終了後のエンドロールにしっかり自分達の居場所があるという喜びを感じて作りました。
原作、脚本、制作チーム、役者の方々、どれを取っても得体の知れない勢いを感じます。
そこに引っ張られて、「この曲で届かないなら仕方がない」と思える程の曲が出来ました。
きっと同じように、この映画に関わった皆さんも「この映画で届かないなら仕方がない」と思う程の作品になっていると信じています。

■菅田将暉 コメント

僕らが溢れる生命力を使って演じた「帝一の國」は間違ってなかった。
勢いのあるメロディと包み込んでくれる歌詞と尾崎世界観さんの温かくも鋭い声に背中を押された気がしました。
まさに帝一達は、いつの日か運命と呼べるその日まで壊していたな、と。
ちょっと泣きそうになりました。

■永井聡監督 コメント

尾崎世界観さんに初めてお会いした時、驚いたのは、彼は細かく脚本を読み込んでいて「ここのシーンはどういうイメージになるのか?」など質問をたくさんして撮影前の映画の世界を一生懸命頭に描こうとしていた。
個人的な意見だが、クリープの曲は良い意味でヴィジュアルが浮かばない。
サウンドと歌詞が脳に直接刺さってくる、まるで映画「独裁者」の演説を聴いているようだ。
なので、彼が映画のヴィジュアルをものすごく気にして映画と真摯にコラボしようと歩み寄ってくれたのは本当に意外で嬉しかったです。
現実、映画と主題歌がバラバラの作品もよく有るので。
「イト」は正に僕らが求めていた映画の読後感を表現しており、ラストシークエンスに相応しい作品だと思う。
クリープには珍しい程のポップさを持ちながら、狂気も感じる。これって、古屋兎丸先生の作品そのものじゃないかなと感動しました。

映画『帝一の國』

2017年4月29日(土祝)ロードショー

[ストーリー]
生徒会長に、僕は、なるッ!絶対!どんなことをしてでも、なってやるッ!!
日本一の名門校、ライバルは800人の秀才たち。
大波乱の政権闘争・・・命がけの[生徒会選挙]がついに幕を開ける!!

全国屈指の頭脳を持つ800人のエリート学生達が通う、日本一の超名門・海帝高校。政財界に強力なコネを持ち、海帝でトップ=生徒会長をつとめたものには、将来の内閣入りが確約されているという。
時は4月、新学期。大きな野心を持つ男が首席入学を果たす。新1年生・赤場帝一。彼の夢は「総理大臣になって、自分の国を作る」こと。その夢を実現するためには、海帝高校の生徒会長になることが絶対条件。「ライバルを全員蹴落として、必ずここでトップに立つ…そのためならなんでもする…どんな汚いことでも…。2年後の生徒会長選挙で優位に立つには、1年生の時にどう動くかが鍵となる。戦いはもう始まっているのだ!」。
誰よりも早く動き始め、野望への第一歩を踏み出した帝一。待ち受けていたものは、想像を絶する罠と試練!友情と裏切り!究極の格付けバトルロワイアル!
いま、命がけの「生徒会選挙」が幕を開ける!!

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