X JAPAN、ウェンブリー・アリーナで全23曲をプレイ

3月4日（土）ロンドンのウェンブリー・アリーナにて、客席を埋め尽くした1万人の観客を前に＜X JAPAN LIVE 2017 at the WEMBLEY Arena in LONDON＞が開催となった。

◆X JAPAN画像

「RUSTY NAIL」に始まり、「HERO」「JADE」「Born To Be Free」「X」「ENDLESS RAIN」など彼らの代表曲に加え、アンコールではオーディエンスと英語でコミュニケーションを取りながらクイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」やデヴィッド・ボウイの「スペイス・オディティ」がYOSHIKIのピアノで披露された。



また本編では、2015年7月11日（土）ロンドンthe O2会場で開催された＜ハイパージャパン＞で行われたYOSHIKIとToshIによるスペシャルライブショーケース以来、1年半ぶりにロンドンで「KISS THE SKY」も披露され、この日に公開録音されたファンの歌声で、ついに完成形を迎える事になった。また、音源化されてない「Beneath The Skin」や映画『WE ARE X』のテーマソング「La Venus」もプレイされ、新旧X JAPANの作品全23曲がウェンブリー・アリーナに響き続けた。






日本ではWOWOWでの生中継を始め、全国の映画館でライブビューイングが実施され、ライブ会場さながら各地の劇場も現地に負けないほどの熱気に包まれていたようだ。昨年末の紅白歌合戦で初お目見えし、これまでライブでは使用されなかったKAWAIの新型クリスタルピアノも日本から空輸され、ウェンブリー公演をひときわ美しく彩っていた。


なお、今回はライブの前にドキュメンタリー映画『WE ARE X』特別バージョンの放映も組み込まれ、X JAPANの魅力をたっぷりと堪能できるスペシャルな公演となっていた。更に異例の動きを見せているのが、映画公開同日に全世界同時リリースされたオリジナル・サウンドトラックで、現在、世界17カ国（ロシア、日本、香港、マレーシア、マカオ、フィリピン、シンガポール、台湾、インドネシア、タイ、ベトナム、フィンランド、フランス、イタリア、オランダ、スウェーデン、メキシコ）のiTunesサントラチャートでトップ10に入っており、うち9カ国（日本、香港、マレーシア、マカオ、シンガポール、台湾、インドネシア、タイ、フィンランド）では1位を独走している。ライブ前日に行われた現地HMVでのサントラリリース記念サイン会では、500人を超えるファンが訪れCDは即完売、ロンドン中心地にある会場周辺は一時パニック状態になるなど、X JAPAN旋風が激しく吹き荒れていた。







◆YOSHIKIオフィシャルサイト