【インタビュー】ハイ・エナジーな80'sロック爆裂、ジャンクヤード・ドライヴ日本上陸

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ジャンクヤード・ドライヴのデビュー・アルバム『シン・アンド・トニック』が完成した。

◆ジャンクヤード・ドライヴ画像、映像

デニム&レザー・スタイルでオールド・スクール・ロックを聴かせるジャンクヤード・ドライヴは、若い5人のロッカーたちによって2014年の春にデンマークで結成されたバンドだ。ガンズ・アンド・ローゼズ、AC/DC、エアボーンからの影響を受けた彼らは、ヘッド・バンギングなリフとハイピッチなヴォーカルとタイトなリズムをベースとした、ハイ・エナジーなパフォーマンスを見せつけてくれる。

4曲入りEPを引っさげデンマークはもちろんラトヴィアやオランダ、ドイツ、北米とメキシコでライヴを敢行後、デビュー・アルバム『シン・アンド・トニック』の制作に取り掛かった。音楽に正直さと尊厳を取り戻すべくロックンロール以外の余計な要素は排除、スマホで音楽やライヴを疑似体験している社会に対し、警鐘を鳴らしている作品となっている。



──ジャンクヤード・ドライヴ結成の経緯を教えてください。

バーク:グラム・バンドを脱退して、俺が結成したんだ。パッション溢れるオールド・スクールなロックン・ロールを目指してね。シンプルだろ?

──アルバム制作は順調でしたか?

バーク:偉大なプロデューサー/ミュージシャンであるソレン・アンダーセンと一緒に、メドレー・スタジオでレコーディングすることができた。彼と楽曲のアイディアや意見が合致したし、想像以上のサウンドを創り上げてくれた。彼は最初に「左右それぞれにギターを振り分けてみようと思う。『アペタイト・フォー・ディストラクション』のような感じでね」と言ってくれたんだよ。もちろん俺たちは大賛成さ。途中でジャスティン・ビーバーが「レコーディングさせてくれ」とスタジオに割り込んできたけどね(笑)。

──出来上がりには満足ですね?

バーク:エキサイトの一言だね。ここまで到達するのに結構タフなこともあったから喜びもひとしおなんだ。「Drama Queen」と「Geordie」と2曲のシングルも発表することができたし、アルバムの仕上がりにも満足している。オレ達のロックが世界へと拡散していくことを信じているんだ。

──デビュー・アルバムのセールス・ポイントは?

バーク:モダンなシーンにロックン・ロールを呼び戻すことだよ。ピュアでハードなあの時代のようにね。グレイトなリフが詰まっているし、楽曲に焦点を絞ったメロディも聴きどころだと思う。メタルやクラシック・ロックのいいところがバランスよく収録されているよ。

──20代のあなたが影響された音楽というのは?


バーク:オレ達は偉大なる先人、ガンズ・アンド・ローゼズ、AC/DC、レッド・ツェッペリンに影響を受けた。オールド・クラシックなバンドがメインだね。新しいバンドだとエアボーン、ライヴァル・サンズにも触発されたな。14歳から様々なバンドでプレイしてきたけど、スラッシュが永遠のヒーローなんだ。ガンズ・アンド・ローゼズが人生を一変させたからね。ベンジャミンは24歳のギタリストで、スラッシュ、ブライアン・メイ、ジミー・ペイジ、ジミ・ヘンドリックスが好きなんだ。クイーン、ガンズ・アンド・ローゼズ、ブラック・サバス、UFO、ライヴァル・サンズが好みのバンドで、自分の部屋でじっくりと様々な音楽を聴いているとインスピレーションが湧いてくるって言っている。ドラマーのクラウスは、ポップ、メタル、パンクと色々な音楽が好きで、ブリンク182のトラヴィス・バーカー、マイク・ポートノイ、トーマス・ラングのプレイが気に入っている。好きなバンドはアリス・イン・チェインズ、スレイヤー、ディジー・ミズ・リジーあたりかな。ベースのミケルは特に惹かれるベーシストはいないというけど、ロックとメタルを愛する男だ。D-A-D、シン・リジー、エアロスミス、クイーンは好きだよ。シンガーのクリスは、ロバート・プラントから最も影響を受けている。本格的な活動はジャンクヤード・ドライヴが初めてなんだ。

──楽曲はどのようにして生み出しているのですか?

バーク:オレが曲のベースを作って、バンドでリハーサルを行う。そこでアイディアを足したり、アレンジを施したりしながら完成させていく形かな。

──アルバムの中からオンエアするとしたらどの曲を選びますか?

バーク:「Take It All」だね。ハード・ヒッティングなリフだしコーラスがキャッチーだから、まず最初に聴くといい曲だ。

──これからの予定は?

バーク:ツアー、ツアー、ツアーさ。そして新曲を書き始めている。これからは120%音楽へと身を投じる覚悟だからね。デンマーク、ラトヴィア、ドイツ、オランダ、メキシコ、アメリカをツアーしたけど、次は日本がターゲットだ。だからアルバムを聴いて応援をヨロシク頼むぜ。


ジャンクヤード・ドライヴ『シン・アンド・トニック』

2017年3月22日発売
BKMY-1046 2,222円(税抜価格)
※日本盤仕様(帯、プロフィール、インタビュー付)
1.If You Wanna Rock Me
2.Bone Dry Jessie
3.Drama Queen
4.Natural High
5.Take It All
6.B.A.D
7.Danger Zone
8.Stone Cold Lady
9.Geordie
10.Slave To Technology

Produced by Soren Andersen

Line-up ;
・Kris(vo)
・Birk(lead g)
・Benjamin(rhythm g)
・Mikkel(b)
・Claus(ds)
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