SXSWにソニーの体験型デモが集結。視覚×聴覚×触覚に挑む最新技術群

twitterツイート

毎年3月に北米で開催されている大規模イベント<SXSW(サウス バイ サウスウエスト)2017>が今年も米国テキサス州オースティンにて、現地時間3月12日(日)より開催をスタートした。今年は同イベントにソニーが出展。“The WOW Factory”と称し、最新技術を活用したプロトタイプや研究開発段階のプロジェクト、ソニーのエンタテインメントコンテンツと組み合わせたアトラクション型の展示など、全13プロジェクトを展開している。現地から届いたレポートをお届けしよう。

◆“The WOW Factory” 画像


今年のブースでは、世界初披露となった「IMMERSIVE SPACE ENTERTAINMENT (イマーシブ・スペース・エンタテインメント)」が目玉の一つとなった。これはデバイスを装着することなく没入体験を楽しめることを目指した体験システム。“The WOW Factory”では、ドーム型のスクリーンに投影される映像と音響が、自転車を漕ぐ動作や椅子の回転や傾きに合わせて変化するアトラクションとして展示された。


また、VRアトラクション制作会社「Hashilus」との共同提供で、五感をフルに使ったVRアトラクション「Special Showcase for future WOW : Gold Rush VR」も初披露。こちらはVR空間で映画やアニメの世界に入り込める、体感エンタテインメントの最新型として楽しむことができる。


VRに限らず、ハードウェアの面でも最新技術を用いた様々なアプローチが体感できるのも強みだ。「Future Lab Program」では耳を塞ぐことなく、ハンズフリーで音楽や音声による情報を楽しめることをコンセプトとした “N”および、物体と光の投影の両面からインタラクティブな空間をテーブル上に作り出す“T”という2つのコンセプトプロトタイプを展示。また「MOTION SONIC PROJECT」では、マイクと6軸センサーなどを組み合わせたアイテムで動作の軌道や緩急、揺らぎなどの情報を高精度に取得し、「カラダの動きを音に変える」「カラダの動きで音楽を操る」という体験が可能になっている。ステージイベントでは実験機を使いながら、空手家の高木綾乃や、パフォーマーs**t kingzによるデモ&ダンスショーケースが行なわれた。


さらに、音楽を耳からだけではなく、触覚や視覚として体感できる共感覚スーツ「シナスタジア・スーツ」も展示。こちらはPlayStation(R)VR対応ゲーム「Rez Infinite」の共感覚的なコンセプトを体現したもので、スーツ内に装着されている26の振動子により音楽が振動と共に全身を巡り、その振動部分のLEDが点灯。振動にはテクスチャ(質感)が伴い、弦楽器で弾かれている感覚、太鼓で叩かれている感覚等が再現される。こちらも来場者にスーツを実際に着用してもらったほか、ステージイベントでの披露が行われた。

SXSWの後期日程となる3月15日(水)19:30からは、音楽と最新VRを組み合わせたイベント<Lost In Music>も開催予定だ。会場では「PlayStation(R)Store」での配信に先行し、ザ・チェインスモーカーズがソニーと協力して制作した最新シングル「Paris」のVRミュージックビデオがお披露目される。夜はザ・チェインスモーカーズ含め、数多くのSMEアーティストによるライブも予定されている。

<SXSW 2017>

2017年3月10日(金)~3月19日(日)
米国テキサス州オースティン
■ “The WOW Factory”オフィシャルサイト http://www.sony.co.jp/brand/stories/ja/project/sxsw/

<Lost In Music>
【開催日時】
2017年3月15日(水)19:30-26:00
2017年3月16日(木)14:00-18:00、 19:30-26:00
【場 所】 800 Congress Ave, Austin, TX 78701 USA
■ “Lost In Music”公式サイト
http://lostinmusic.sony/ja/#!/home

◆“The WOW Factory”その他の展示レポート
◆ “The WOW Factory”オフィシャルサイト
◆<Lost In Music>オフィシャルサイト
twitterこの記事をツイート

この記事の関連情報