原田知世、デビュー35th記念し代表曲をセルフカバー『私の新しい「ロマンス」を感じていただけたら』

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2017年にデビュー35周年目を迎えた原田知世が、自身の代表曲「ロマンス」を再レコーディングし、5月10日にシングルとしてリリースすることが発表された。なお同作は、6月14日に初回プレス完全限定生産として7インチ・アナログでのリリースも決定している。

1982年のデビュー以来、女優と歌手の両方で活躍を続けている原田知世。2016年も、歌手としてはカヴァー・アルバム『恋愛小説2〜若葉のころ』がオリコン週間アルバムランキングで初登場4位を記録し、女優としても主演を務めたNHKドラマ10『運命に、似た恋』が大きな話題を集めた。

今作「ロマンス」のオリジナル・ヴァージョンは、カーディガンズ等を手掛けたスウェディッシュ・ポップのヒット・プロデューサー、トーレ・ヨハンセンのプロデュースにより、今から20年前の1997年1月アルバム『I could be free』の先行シングルとしてリリースされた。原田知世自身による恋するときめきを描いた歌詞と、疾走感のある爽やかなサウンドが絶妙にミックスし、当時日本で流行していた渋谷系ムーヴメントを代表するナンバーにもなった。そのサウンドは現在も色あせることなく、毎年春先になるとラジオ等で頻繁にオンエアされている。

今回、新ヴァージョンのプロデュース及びアレンジを務めたのは、2007年以来タッグを組んでいるギタリスト/作曲家の伊藤ゴローだ。そして、近年レコーディングやツアーを共にしている信頼するミュージシャンたちがバックを固めており、新ヴァージョンは、オリジナルの凛とした透明感と輝きはそのままに、心地よい春の木漏れ日とそよ風のようにフレッシュなサウンドに仕上がっているとのこと。楽曲は4月初旬よりラジオ・オンエアがスタートする予定なので、楽しみに待ちたい。

今回のセルフ・カヴァーについて、原田知世からコメントも寄せられている。

  ◆  ◆  ◆

「ロマンス」を最初に発表してから20年が経ちましたが、いまでも春先になるとラジオでこの曲を耳にします。その度に、皆さんに愛され続けているのだな、と嬉しく思っていました。
今回デビュー35周年を迎えて、ファンの皆様への感謝の気持ちを込めて、伊藤ゴローさんのプロデュースとアレンジで新たにセルフ・カヴァーしました。
春本番はもう間近。日に日に暖かさを増す陽射しの中で、私の新しい「ロマンス」を感じていただけたら幸いです。

  ◆  ◆  ◆

尚、カップリングは、アルバム『I could be free』で発表された「愛のロケット」のセルフ・カヴァーとなる。

原田知世は、このシングル発売以降も年内にかけてデビュー35周年記念プロジェクトを展開する予定だという。動向に注目したい。

(c)Takehiro Goto

シングルCD「ロマンス」

2017年5月10日発売
UCCJ-5005 ¥1,296 (tax in)
Verve/ユニバーサルミュージック

【収録曲】
1. ロマンス
作詞:原田知世 作曲:ウルフ・トレッソン
2. 愛のロケット
作詞:原田知世 作曲:トーレ・ヨハンソン
3. ロマンス (instrumental)
4. 愛のロケット (instrumental)
Produced & Arranged by 伊藤ゴロー

7インチ・アナログ「ロマンス」

2017年6月14日発売
初回プレス完全限定生産
UCKJ-9002 ¥1,620(tax in)
【収録曲】
Side A. ロマンス (alternate mix)
Side B. 愛のロケット
※「ロマンス」は、CDとは別ヴァージョンのミックスを採用。

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