キース・リチャーズ「チャック・ベリーに殴られて当然だった」

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キース・リチャーズが、先月亡くなったチャック・ベリーを追悼し、彼との思い出を『Rolling Stone』誌に語った。

◆キース・リチャーズ&チャック・ベリー画像

ファンならご存知のとおり、キースは一度、チャックに殴られたことがある。キースはこれをチャックの“グレイテスト・ヒット”と呼び、こう振り返った。

「彼がNYのどこかでプレイしているのを観に行ったんだ。その後、楽屋へ行ったら、ケースに入った彼のギターがあった。俺は、職業的興味から見てみたかったんだ。それで、ストリングスをつま弾いていたら、チャックが入ってきて、左目にパンチを食らった。でも、俺が悪かったって思い知ったよ。もし、俺が楽屋に行って、誰かが俺のギターを弾いているのを見たら、そいつを殴るのは完全に正しいことだろ?」

また、チャックをこう称えた。「チャックは俺らみんなのグランドダディだ。もし君がロック・ギタリストで、彼を1番のインフルエンサーに挙げないとしても、そのインフルエンサーは多分、チャック・ベリーの影響を受けている。要するに純粋に、彼はロックンロールなんだ」

「それに彼のソングライティング。誰が「Too Much Monkey Business」「Jo Jo Gunne」「School Days」「Back in the U.S.A.」なんかを思いつくことができる? 「Memphis, Tennessee」はアンタッチャブルだ。美しく、魅惑的な優しさがある。曲の中にリアリティがあるんだ。素晴らしい、心を打つ物語だ。それに、美しいコード進行を美しくパフォーマンスする」

キースは、チャック・ベリーが1986年、ロックの殿堂入りしたときにプレゼンターを務めるなど、特別な関係を築いていた。チャック3月18日に亡くなったときには「大きな光が消えた」と追悼の言葉を残した後、何度もTwitterに彼との思い出の写真を投稿していた。

Ako Suzuki
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