YOSHIKI、GACKTと共演。AL発売は延期

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YOSHIKIとGACKTが4月7日(金)、1年ぶりにニコニコ生放送にて共演した。

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これはニコニコ生放送内YOSHIKI公式チャンネル『YOSHIKI CHANNEL』とGACKT公式チャンネル『OH!!MY!!GACKT!!』のコラボレーションとして行われたセッション。1年前の放送の際は11年ぶりのメディア共演とあって大反響、“伝説対談”と言われる所以になった。そして今回も“伝説対談”らしく、2人の貴重なトークが繰り広げられた。

冒頭に登場したYOSHIKIは、放送前に登壇していた<新経済サミット 2017>を振り返る。この現場では6月30日(金)に出すと明言していたX JAPANのニューアルバムが本当に出るのかという記者の質問に、YOSHIKIが花占いで答えるという場面も。YOSHIKIはこれについて「真相を語っていいですか」と前置きをし、今週ロサンゼルスでオーケストラ録りが入っていたのだがオーケストラ側から急遽キャンセルを乞われ「どうしても間に合わなくなってしまった」と、アルバムの発売が延期になったことを報告した。ただ、YOSHIKIにとってオーケストラ録りは完成に近いステージであるため延期とはいえ最終段階には入っているようだ。YOSHIKIも「間違いなく自信作になる」と述べる。


そしてYOSHIKIのピアノ演奏が終わった頃、GACKTが登場。GACKTの第一声は「待ちくたびれたよ〜3時間待った」。さっそく前回の放送と同様、まるで兄弟のような息ぴったりのトークセッションが始まる。GACKTのニューシングル「罪の継承 ~ORIGINAL SIN~」やGACKTが吹き替えを務めた映画『キングコング:髑髏島の巨神』などの話も飛び出したかと思うと、おもむろにYOSHIKIがGACKTの胸筋を触るなど、随所でYOSHIKIがボケ、GACKTがツッコミの芸人コンビのような爆笑トークが進んで行く。

YOSHIKIに飲もうと呼び出されたGACKTがひどい目にあった話、GACKTが毎日LUNA SEA・真矢と「おはよう」と連絡を取り合っていることなどの秘蔵エピソードから、2人がここまでのアーティストになるためにどんな努力をしていたかといった深い話までが披露される。世界を股にかけ活躍している2人の共通点はストイックであること。その根底には「才能があるわけではないから人と同じことをやっていてもだめ。人の2倍やってもすごい人には届かない、3倍やって辿り着ける、4倍やれば競争に立てる」という考え方があるようだ。

そして<新経済サミット 2017>でも語られていた、アーティストとしてのあり方についてもトークが広がる。ここでもやはり、アーティストとして音楽との向き合い方をちゃんと考え直さなければいけないと熱い言葉が。2人は共通して、最初から音楽をビジネスとして考えてしまうと何も残らない、という考えを持っている。YOSHIKIは言い訳だと思われるんだろうけど、と前置きをして「なぜ1年に一回、2年に一回、アルバムを出せるの?芸術ってそんな簡単に作れるの?」とも。

真剣に語り合い、そして笑いあう2人の姿からは、アーティストとして音楽という芸術に真剣に向き合う姿勢と、音楽を通じて互いに信頼し合っている様子が伝わる。最後には1年前と同様にGACKTがYOSHIKIに「アヒル口」を伝授しつつ、笑顔で番組が終了した。番組内では「いつか一緒にディナーショーやりたいね」との発言も出ていたので、またの共演を楽しみに待ちたい。


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