スティーヴ・ペリー、ジャーニーのメンバーとファンに感謝

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金曜日(4月7日)開かれたロックの殿堂式典で、ジャーニーのメンバーと1998年に脱退したスティーヴ・ペリーが一堂に会した。

◆ジャーニー画像

ジャーニーは、ジョナサン・ケイン、ニール・ショーン、スティーヴ・スミス、ロス・ヴァロリーに、元メンバーのペリー、エインズレー・ダンバー、グレッグ・ローリーが殿堂入りした。プレゼンターは、トレインのパット・モナハンが務めた。

壇上に立ったペリーは、現ヴォーカリストのアーネル・ピネダを含むジャーニーのメンバー、ファン、マネージャーだったハービー・ハーバートらに感謝の言葉を述べた。

LAに住みレコード契約を結ぼうと悪戦苦闘していたとき、ジャーニーのパフォーマンスをいつも観に行っていたというペリーは、「それまでの人生であんなバンド観たことがなかった」「LAの街中を飛び交っている楽器があった。ニール・ショーンのギター、魔法のフィンガーだ」と称賛し、マネージャーのハービー・ハーバートに自身のデモ・テープが届いたことで、道が開けたと話した。

「今夜、僕がここにいるのは、ハービー・ハーバートのおかげだ。彼は僕に連絡する必要はなかった。彼は年中、(デモ)テープを受け取っているだろうから。でも、僕のデモには何かあったのだろう。彼は僕に電話してきた。そして気づいたら、ハービーのおかげで、ニール・ショーンと曲を作ることになっていた。僕らが初めて一緒に作ったのが「Patiently」だ。だから、これは言っておかなくてはならない。ハービー・ハーバート、僕を信じてくれてありがとう」

そして、ダンバー、ローリー、スミス、ショーン、ケイン、ヴァロリーに向け、「僕らが創った音楽について彼らに感謝したい」と話した。「グレッグ、僕を君の家に住まわせ、『Infinity』レコードを作らせてくれて、ありがとう。ニール・ショーン、家に住まわせてくれてありがとう。ジョン(ジョナサン)、僕らが一緒に作った曲すべてに感謝している。スティーヴ・スミスの素晴らしいドラム、バッソ・プロファンドのロス・ヴァロリー。僕らが一緒に作りレコーディングした音楽に感謝している。これは僕の心に永遠に刻まれた」

「そして、毎晩、心を込めてこれらを歌っている人物に感謝しなきゃならない。アーネル・ピネダだ。アーネル、愛しているよ。ありがとう」

続いて、クルーやスタッフ、レコード会社に感謝した後、ファンに対して「僕らをここに押し上げてくれたのは、君らだ。君らがロックの殿堂だ! 君らの愛や献身がなかったら、僕らはここにいなかった。君らが僕の心の中から消えたことはない。君らに知ってもらいたい。僕は君らみんなを愛している。ありがとう!」と感謝の言葉を述べた。

ジャーニーはその後、ピネダをフロントに「Separate Ways (Worlds Apart)」「Lights」「Don’t Stop Believin’」をパフォーマンス。「Lights」にはグレッグ・ローリーとエインズレー・ダンバーも参加したという。

ニール・ショーンはその後、ペリーとの2ショットをTwitterに投稿し、「彼は今夜、歌わなかったけど、理解はできる。すごくエモーショナルな再会だった…僕はとても感動し、とても誇りに思った」とツイートしている。


Ako Suzuki

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