ロニー・ジェイムス・ディオの奥さん、ホログラム批判に反論

ツイート

故ロニー・ジェイムス・ディオの奥さんで彼のマネージャーだったウェンディ・ディオが、ホログラム・ツアーの計画を明かし、批判の声に対し「実際に観れば、その素晴らしさがわかる」と語った。

◆ロニー・ジェイムス・ディオ画像

ディオのホログラムは2016年8月、ドイツで開かれた<Wacken Open Air music festival>で初披露され、今年2月にアメリカでも公開された。


ウェンディは『Talk Toomey』ポッドキャストでこう話した。「(ホログラム・ツアーを)準備している真っ最中よ。新しいのを制作しているところなの。8曲くらいかな、9月には準備が整うはずよ」

「私は、ロニーは音楽の世界で革新者だったと感じている。だから、テクノロジーの分野で革新者になってもおかしくないわよね? 彼は1986年にホログラムを作ろうとしていたのよ。(ディオの)Sacred Heartツアーをやったとき、ロニーの頭部をフィーチャーした大きなクリスタル・ボールを作ったわ。あのときはプロジェクターを使ったわけだけど、私たち、いつもなにか新しくてエキサイティングなものをやろうとしてきた」

「ちょうど2~3週間前、彼のパーソナル・アシスタントから、ずい分昔にやったロニーのインタビューが見つかったって連絡があったの。その中で、リタイアする計画はあるかって問われたロニーは、こう答えていたのよ。“俺がリタイアするとは思えない。多分、ステージの上で死ぬんじゃないかな。もしそうじゃなかったら、ウェンディが、俺が(死後)やることを見つけてくれるだろう”って(笑)。それって、すごく面白いって思った」

そして、ロニーのホログラムに対するファンの反応について、こう話した。「ポジティブなリアクションもあるし、ネガティブなものもある。実物を観たら…、実際に観た人はすごくポジティブだと思うの。去年、ドイツで初披露したとき、7万5,000人が、完全に、完全に驚き感動していたわ。それにライブ・バンドと一緒だったのは、あれが初めてだった。ロニーと17年間一緒にプレイしていたバンドよ。本当にリアルだった。みんな、泣いてたわ。すごく感動的だった。それに、ロニーを観たことがないファンにとっても素晴らしいと思う。彼を観に来ることができるんですもの」

ウェンディは、ロニーのホログラム・ツアーを準備が出来次第すぐ、9月に始めたいと望んでいるそうだ。

Ako Suzuki
この記事をツイート

この記事の関連情報

*

TREND BOX

編集部おすすめ

ARTIST RANKING

アーティストランキング

FEATURE / SERVICE

特集・サービス