【対談連載】ASH DA HEROの“TALKING BLUES” 第3回ゲスト:松岡充 [MICHAEL / SOPHIA]

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■ロックンロールでしか表現できないもの
■パワーをやるぜってスタンスで臨みたい──ASH DA HERO

──5月に映画館に行く前に、まず4月17日から23日の1週間にわたって赤坂BLITZ行われる定住型フェスイベント<MICHAEL SPRING JUMPING CIRCUS 2017>ですよ。ASH DA HEROは4月21日に出演することになっていますね。それぞれ、どんな意欲ですか?

松岡:ライブって、やっぱハプニングが楽しくて。ハプニングやアクシデントが、演ってる側はしまった!と思っても、オーディエンス的には一生の思い出に残ったりするから。そのハプニングを事前に考えてやると、あまり良くない。だからSOPHIAはライブでアンコールはやってなかった。

ASH:やんなかったですよね〜。

松岡:それって計画的なハプニングの象徴でしょ。こっちがハプニングを作ります、だからみんなも分かってるよねって。で、物販のTシャツを着てメンバーが出ていくとか(笑)。だったら最初からアンコールの時間分まで本編をしっかりやるよって。

ASH:僕も真似してアンコールやんねぇってやってましたよ。でも、それ自体がステレオタイプだと後になって気づいたんですけど(笑)。

松岡:ただね、場合によっては、その後にアンコールをやることもあったから、搬出の時間が足りなくって、スタッフが本気で困ってたこともあったよね(笑)。でもライブってそれぐらいハプニングが起こるものでありたいな。ま、ライブ自体が日常においてのハプニングだから。

ASH:ハプニングというか、ミラクルですよね。僕はトラブルって言葉も嫌いで。基本的にトラブル=ミラクルと解釈するようにしてるんです。神様から試練を与えられたぜ、ラッキーって。これをネガティヴに捉えたらトラブル、ポジティヴに捉えたらミラクルになる。だったら俺はミラクルにするっしょって。そういうスタンスでいるんですよ。

松岡:俺ね、SOPHIAの頃からそうだけど、ゲストで友達とかライブを観に来てくれるじゃない? ついついステージに出しちゃうんだよね(笑)。

ASH:えっ!?

松岡:だから、誰かのライブを観に行くときも、出されたらどうするか?って気持ちで行く。

ASH:分かるかもしれない。僕もいつでも出れるようには、一応してます(笑)。

松岡:分かるでしょ? 海外のアーティストが大きな会場とかでライブをやるとき、客席にいる著名人の姿をカメラで抜いたりするじゃない。ああいうことをなぜ日本人はできないんだろうって。顔隠すみたいな感じでしょ。いつでも来いって準備をしていれば、べつに出てもいいと思うし。GACKTくんがライブでそれを俺にやったときはすごく楽しかったよ。俺もステージに出しちゃう方だから(笑)。4月21日にASHくんとやるときも、持ち時間とかある程度は決まっているけど、ミラクルがいつ起こっても楽しいし。べつに歌えなくても、肩を組んでワーッとやっているだけでも楽しいだろうし。

ASH:はい。予定調和じゃおもしろくないですからね。僕はライブやるとき、そのリハではプロット作って説明もしっかり書くんですよ。前日まではこれで大丈夫かなとか、ものすごく緊張もする。でも当日、そのプロットをライターで灰になるまで燃やして、それで本番のステージに向かうんです。火事になっちゃうから本当に燃やしはしないですけどね(笑)。でもライブの台本は燃やしてなんぼ、です。

松岡:さすが(笑)。

ASH:ロックンロールでしか表現できないものを観せて、オマエらにパワーやるぜって。そのスタンスで臨みたいんで、当日はすごく楽しみですよ。

松岡:今回ASHくんと同じ4月21日に元ViViDのSHINくんに出てもらうんだけど、ボーカリストという意味では、すごくいい3ショットになる感じもする。見た目とかじゃなくて、存在自体、それぞれ自分というものが色濃い人達だし。俺はすごくワクワクしてるよ。

ASH:お客さんは、何が起こるのかわからないって、そのワクワクを体感しに来てほしいですよね。<MICHAEL SPRING JUMPING CIRCUS 2017>で培ったものを、今度はMICHAELに出ていただく僕の2マンイベント<CONNECT X【ACT.4】(5月18日@TSUTAYA O-WEST)>に繋げられたらいいなと思ってます。繋げて未知のものが生まれたらいいなってことで、<CONNECT X>というシリーズ名にもしているんです。その繋がった先に、次なる景色も作れたらいいなと思っています。

取材・文◎長谷川幸信
撮影◎粂井健太


■ASH DA HERO 2nd FULL ALBUM『A』

2017年5月24日発売
¥3,000(tax in)CRCP-40515
1.A New Journey
2.WE'RE GONNA MAKE IT
3.ANSWER
4.BRAND NEW WORLD
5.Waiting For
6.JAPANESE ROCK STAR
7.Layla
8.Coffeeshop
9. A!!
10.Somebody To Love
11.W.Y.W.G (Wherever You Will Go)
12.ラブソング
13.Rain
14.いつか世界が僕を忘れても
15.WANT YOU BAD

■<ASH DA HERO ONE MAN SHOW 2017 「BRAND NEW WORLD」>

2017年7月28日(金)東京・TSUTAYA O-EAST
開場/開演 18:00/19:00
▼チケット
オールスタンディング 4,000 yen(税込み・ドリンク代別)
【プレイガイド2次先行受付】
2017年4月15日(土)12:00~4月23日(日)23:59
http://w.pia.jp/t/ashdahero/

■2マンイベント<ASH DA HERO 2MAN SHOW SERIES 2017「CONNECT X」>

【ACT.4】ASH DA HERO × MICHAEL
2017年5月18日(木)東京・TSUTAYA O-WEST
開場・18:30/開演・19:00


■映画『TOKYOデシベル』

2017年5月20日(土)より、ユナイテッド・シネマ豊洲他全国ロードショー
▼Cast
松岡充 安倍なつみ 長井秀和 鈴木優希 宮地大介 入江要介 村井良太 SUGIZO 山中秀樹 坂上忍 安達祐実
▼Staff
原作・監督・脚本:辻仁成 音楽:SUGIZO
日本/2017/97分/HD/カラー/5.1ch (C)「TOKYO DECIBELS」製作委員会

■<︎MICHAEL SPRING JUMPING CIRCUS 2017>

【1st Day】
2017年4月17日(月) 赤坂BLITZ
OPEN 17:00/START 18:00
出演者:DAYDREAM BABYS* / 撃弾ハンサム / 劇団鹿殺しRJP / with MICHAEL
【2nd Day】
2017年4月18日(火) 赤坂BLITZ
OPEN 17:00/START 18:00
出演者:SKY-HI / I Don't Like Mondays. / with MICHAEL
※First Act:リアクションザブッタ
【3rd Day】
2017年4月19日(水) 赤坂BLITZ
OPEN 17:00/START 18:00
出演者:ZIGGY / 中島卓偉 / with MICHAEL
※First Act:DALEN
【4th Day】
2017年4月21日(金) 赤坂BLITZ
OPEN 17:00/START 18:00
出演者:SHIN / ASH DA HERO / with MICHAEL
※First Act:ぞんび
【5th Day】
2017年4月22日(土) 赤坂BLITZ
OPEN 17:00/START 18:00
出演者:[Special Guest]禿夢 / with MICHAEL
※First Act:UNFACE
【6th Day】
2017年4月23日(日) 赤坂BLITZ
OPEN 15:00/START 16:00
出演者:MICHAELワンマン公演
※4/20(木)のみ休演
※出演者アーティストおよび開場 / 開演時刻は変更の可能性がございます。
▼チケット
1公演日ごと:スタンディング 6,480円(税込) ※入場時1drink代別

■映像作品

●LIVE DVD「MICHAEL SUMMER NIGHT CIRCUS 2015」
●DVD「Mitsuru Matsuoka presents DAYDREAM BABYS*」
HMV ONLINE http://www.hmv.co.jp/fl/10/1612/1/
BLUE SHOP https://blue-shop.tokyo


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