【ライブレポート】大森靖子、2マン“キチ編”に神聖かまってちゃん「屍になりましょう」

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大森靖子が最新アルバム『kitixxxgaia』のリリースを記念し、4月22日(土)に恵比寿・LIQUIDROOMで2マンライブ<大森靖子kitixxxgaia発売記念2マンLIVE『アナログシンコペーション』キチ編 神聖かまってちゃんxxx大森靖子>を開催した。

◆ライブ画像

この日、最初にステージに立ったのは神聖かまってちゃん。新曲「光の言葉」、ライブでの初披露となった「夕暮れの鳥」、「ロックンロールは鳴り止まないっ」などが届けられ、ラストの曲は「フロントメモリーfeat.大森靖子」。全力で歌ったの子(Vo&G)と大森は「隊長!(の子は大森をいつもこう呼んでいる)」「大島!(の子の苗字)」と互いの名前を叫び合い、満員のフロアに向かってダイブもするなど、自由奔放なパフォーマンスを繰り広げてくれた。

続いて、轟いた銅鑼の音に続いて流れた厳かなSE。真っ赤なライトに染まったステージ上にバンドメンバーの畠山健嗣(G/H MOUNTAINS)、あーちゃん(G/きのこ帝国)、えらめぐみ(Ba/股下 89・the MADRAS)、sugarbeans(Key/Tommy & Sammy)、ピエール中野(Dr/凛として時雨)が登場。そこにベールを被り、聖女のような衣装を身に纏った大森靖子(Vo&AG)も現れると、待ちわびていた観客は一斉に歓声を上げた。


そして最新アルバム『kitixxxgaia』に収録されている「アナログシンコペーション」がスタート。ピンスポットに照らされながら一心に歌い上げる大森が神々しい。弾き語りでは既に披露されている曲だが、こうしてバンドサウンドに彩られた姿も猛烈に美しかった。胸躍らせながら耳を傾ける観客、情熱的に演奏を展開するバンドメンバーたち、歌声を響かせる大森。たくさんの人々がそれぞれの形の心を重ね合う空間と化した会場内は、この曲で歌われている“ひみつきち”の密室の自由を完璧に現実のものにしていた。

歌声が真っ直ぐに迫ってきた「マジックミラー」。定番となっている振り付けを観客が大喜びしながら踊っていた「イミテーションガール」。たくさんのスティックライトがフロア内でピンク色の光を放つ風景が壮観だった「ミッドナイト清純異性交遊」。跳ね回りながら歌っていた大森が、畠山のギターアンプの上によじ登ったりもしながらハジケまくった「新宿」。お馴染みのナンバーの連発を経て迎えたインターバル。「いい顔だね」と観客を見回した大森が、観客に語りかけた。「まだまだ行ける? 私も行けるの。さっき、の子くんが“今日は土曜日で明日も休みだから今使いきって”って言ってたけど、明日もあるから(笑)。でも、毎日使いきって屍になりましょう。そういう生き方、私しかしてないの寂しいから。私もの子くんも生きる方向に変えたんだから。みんなもそうでしょ? じゃあ、生きる方向でよろしく」。

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