WiFi対応でスマホからコントロールできるハンディレコーダー「DR-22WL」「DR-44WL」が日本語メニュー表示対応でリニューアル

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多彩なラインナップを揃えるTASCAMのハンディレコーダーの中でも、WiFi経由でスマホアプリからのフルコントロールに対応した「DR-22WL」「DR-44WL」が日本語表示に対応してリニューアル。さらに使いやすくなって登場した。

今回の日本語表示への対応は、ユーザーからの要望に答えて実現したもの。型番も新たに「DR-22WL VER2-J」「DR-44WL VER2-J」となっている。既存の「DR-22WL」「DR-44WL」ユーザーでも日本語表示が行えるよう、新モデルに搭載される最新ファームウェアを無償公開。ユーザー自身でアップデートすることが可能。また、アプリ経由での本体ファームウェアアップデートにも対応。パソコンに接続することなく最新ファームウェアにアップデートが可能となっている。


▲スリムでコンパクトなボディで気軽にレコーディングできる「DR-22WL VER2-J」。単3形電池2本で13時間以上の長時間駆動が可能。

「DR-22WL VER2-J」は、だれでもカンタンに高音質のリニアPCM録音(非圧縮フォーマットでの録音)が楽しめるよう、使いやすいユーザーインターフェースを追求したシンプルなモデル。管弦楽器やピアノ、アコースティックギターなど、アコースティック楽器を中心とした音楽録音に適している。


▲4トラック、MTRモードも搭載したDR-44WL VER2-J。ウインドスクリーン、マイクスタンド用グリップ、シューマウントアダプターなど豊富なアクセサリも標準で付属。

上位モデルの「DR-44WL VER2-J」は、PGAやショックマウント機構を備えた高音質回路を持つ4トラックのリニアPCMレコーダー。搭載されたステレオコンデンサーマイクでの録音のほか、XLR/TRS外部入力端子を活用することでより高度な録音にも対応可能。さらに楽曲制作に活用できるMTRモードを搭載、1人で複数パートを重ねることも可能だ。また、ステレオ録音だけでなく、2ステレオ、ステレオ+2モノラルなど用途に合わせた使い方ができ、よりハイレベルな録音を求めるユーザーにに適したモデルとなっている。

両モデルがこれまでのハンディレコーダーと大きく違うのが、Wi-Fi送受信機を内蔵していること。日本語表示に対応した無償の専用アプリからWi-Fi接続経由でフルリモートコントロールが可能。「ステージ上から客席のレコーダーを操作する」」「ドラムを演奏しながらドラムの向こう側に設置したレコーダーの入力レベルを操作する」など、音楽録音に「自由で便利なハンディレコーディング」をもたらしてくれる。離れたところから本体に触らずに操作できるので、タッチノイズを気にする必要もない。また、WiFi経由のモニタリングや録音後のファイルをPCやスマホに転送する機能も備える。接続方法が屋内での用途に適したWi-Fiルーター経由接続のモードに加え、屋外に適したWi-Fiルーター不要のモードが用意されるのも便利なところだ。

いずれも録音は44.1k/48k/96kHz、16/24ビットのリニアPCM録音 (WAV/BWFフォーマット)と、44.1k/48k、32kbps~320kbpsのMP3フォーマットに対応。マイクはX-Y方式高音質単一指向性ステレオコンデンサーマイクを備える。記録メディアは「DR-44WL VER2-J」はSD/SDHC/SDXCカード、「DR-22WL VER2-J」はmicroSD/SDHC/SDXCカードを採用。最大128GBのメディアが使用できる。

製品情報

◆DR-22WL VER2-J
価格:オープン(オンラインストア価格 17,280円 税込)
◆DR-44WL VER2-J
価格:オープン(オンラインストア価格 32,400円 税込)
発売日:2017年6月上旬

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