「ZIMA」の日本発売20周年を記念したライブイベント<ZIMA MUSIC FIGHTERS>。大阪、福岡に続き、東京での公演が4月23日に渋谷・club asiaで開催された。DJ RENとロックバンドの対戦形式で行われる同イベント、東京のゲスト・バンドとして出演したのはI Don't Like Mondays.だ。

◆2017.4.23@club asia<ZIMA MUSIC FIGHTERS> DJ REN、I Don't Like Mondays. 画像

club asiaには開場時間よりも前から長蛇の列ができ、イベントへの期待の高さが感じられた。開場とともにフロアはZIMAを片手に持ったオーディエンス達で埋め尽くされる。イベントに期待するのはファンだけでなく、I Don't Like Mondays.にとっても同じ。DJとの対バン形式のライブ・イベントは彼らにとって初と言うが、「もともと僕達はDJと一緒にやってみたかったから、このイベントは理想的です」と、リハーサルを終えた彼らは、今夜へのステージへの思いを熱く語る。クラブやライブハウスなど、音楽にまつわるスポットに必ずと言っていいほど置いてあるZIMAだが、聞けば彼らもZIMAの愛飲家だそう。「クラブに行ったときにけっこう飲みますね。甘すぎずサッパリしているから飲みやすい。それにビンのデザインもお洒落だし、女の子にもおすすめしやすいのも良いです」というのは、なんとも彼ららしいエピソードだ。



さて、ここからはイベント本編の模様をお伝えしよう。オープニングのMCを挟んで、DJブースにDJ RENが登場。大阪・福岡と同様、MUSIC FIGHTERSが募集した“フェスで聴きたい楽曲”をDJ RENがミックスしていく。Rage Against the MachineからASIAN KUNG-FU GENERATIONまで洋楽・邦楽のロックの名曲をスクラッチを交えつつ、ヒップホップ・スタイルで矢継ぎ早に繋いでいった。





DJ RENのプレイでフロアがあたたまったところで、I Don't Like Mondays.がステージに登場すると、客席からは黄色い声援が飛び交う。クールなイントロのジャム演奏から冒頭曲は「FIRE」を披露。小気味の良いチョッパー・ベースとディスコ・ビートが生み出すメロウなグルーヴが会場を包み込む。先述したように彼ら自身、今日のイベントには本気モードで臨んでいた。のっけからコール&レスポンスでフロアは一気にヒートアップ。ミドル・テンポのダンスロック・チューン「TOKYO BROTHER」、続く「FREAKY BOY」では、ギターの兆志が熱いギター・ソロを披露したのちに、各メンバーのソロ・タイム。秋気はドラムを叩きながらZIMAを飲み干すという、サービスたっぷりのパフォーマンスを見せてくれた。





MCで悠は「バンドとDJというスタイルでのイベントがやりたかった」さらには「普段クラブで遊んでいる人にも、バンド・サウンドで踊ってほしい」と語ると、ジャジィな「SUPER SPECIAL」をプレイ。R&Bのメロウなグルーヴに身を委ね、心地良く踊るオーディエンスを見ていると、ここがまるでクラブのフロアのように感じられた。さらに悠が「知らない人にも一緒に歌ってほしい」と会場を盛り上げたところで、新曲の「PRINCE」を披露。そして極上のポップ・チューン「WE ARE YOUNG」、ディスコ・ビートを取り入れたダンス・ロック「TONIGHT」で、オーディエンスのボルテージはピークへと達し、大団円を迎えた。







その後は再びDJ RENがブースへと戻り、先ほどと同様にロックの名曲をプレイする。会場を見渡すとアイドラのファンが多かったようだが、彼らのライブが終わってもすぐに帰り支度をしないで、ZIMAを手にしながら、DJ RENのプレイを最後まで楽しんでいる姿が印象に残った。このように<ZIMA MUSIC FIGHTERS>東京公演は大盛況のうちに幕を閉じたが、発売20周年を迎えたZIMAが今後、僕たちにどんな面白い音楽体験をもたらしてくれるのか、楽しみだ。



取材・文◎伊藤大輔

<ZIMA MUSIC FIGHTERS>I Don't Like Mondays. セットリスト

2017年4月23日(日)@club asia
1. FIRE
2.TOKYO BROTHER
3.FREAKY BOY
4.SUPER SPECIAL
5.PRINCE
6. DON'T LOOK BACK
7.WE ARE YOUNG
8.TONIGHT

◆ZIMA オフィシャルサイト