マーティン・ギャリックス、＜EDC Japan＞で堂々の初日ラストアクト。4万人が大合唱

マーティン・ギャリックスが、4月29日（土）、千葉・ZOZOマリンスタジアム＆幕張海浜公園EDC特設会場にて開催された＜EDC JAPAN＞初日公演に登場した。

◆マーティン・ギャリックス画像

日本初開催となった同イベントで、4万人以上を動員したメインステージ「Kinetic Field」の初日ラストアクトを務めたマーティン。登場前まで降っていた雨もスタート直前に止み、横幅約75メートル、高さ約30メートルという巨大ステージに設置された特大スクリーンにマーティン・ギャリックスのロゴ「＋×」が映し出されると、満員のZOZOマリンスタジアムから大歓声が巻き起こる。

イントロダクションムービーに続いて「コンニチワ、ジャパーン！」の声とともに登場したマーティンは、最新シングル「バイト」を皮切りに「ライオンズ・イン・ザ・ワイルド」や「ウィザード」、ティエストとのコラボ楽曲「ジ・オンリー・ウェイ・イズ・アップ」など、ファンの間でも人気の高いクラブトラックを連発。1月にリリースされたばかりの「スケアード・トゥ・ビー・ロンリー」やアフロジャックとのコラボ曲「ターン・アップ・ザ・スピーカーズ」などで会場がさらなる一体感に包まれる中、「世界では本当に嫌なことがたくさん起こっているけど、今皆と一緒に、人生を、愛を、平和を祝えることを、本当に嬉しく思うよ！ 僕と一緒に、平和を讃えよう！」とメッセージを送ると「トゥゲザー」をプレイ。スタジアム内はオーディエンスの携帯ライトで照らされ、まるで星空のような光景が生み出された。

さらにEDMアンセム「アニマルズ」やザ・ウィークエンド「キャント・フィール・マイ・フェイス」のリミックス、アッシャーがゲスト参加した「ドント・ルック・ダウン」、初期の人気曲「トレモア」などヒット曲をたたみかけ、ショーの後半には「新しいマーティン・ギャリックスの曲を聴きたいかい!?」という問いかけと共に、先頃＜コーチェラ・フェスティバル＞のステージで世界初披露されたトロイ・シヴァン参加の未発表曲「ゼア・フォー・ユー」が投下される。貴重なサプライズに大歓声が上がる中、ジャスティン・マイロとのコラボ曲「ID」とカルヴィン・ハリス「フィール・ソー・クロース」とのマッシュアップでいよいよセットもクライマックスへ。「ジャパン、本当に最高な夜だったよ。ありがとう。また戻ってくるね」と満面の笑みで語りかけると、ラストは「イン・ザ・ネーム・オブ・ラヴ」でオーディエンスの合唱も最高潮。最後に打ち上げられた特大花火と共に＜EDC JAPAN＞初日は幕を閉じた。

なお現在、来日に先立ってリリースされた日本限定スペシャルアルバム『ザ・マーティン・ギャリックス・コレクション』のヒットを受け、マーティン本人から日本のファンへのコメント動画も公開されている。

Photo (C)Jake West for Insomniac