DJ AKi、<Let It Roll 2017>出演応援プロジェクト始動

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来たる8月3日〜5日にかけてチェコ共和国で開催される世界唯一のドラムンベースフェスティバル<Let It Roll 2017>にDJ AKiが日本人として初出演する。

◆DJ AKi 画像

その出演に向けて、DJ AKiをサポートするプロジェクトが発足した。

DJ AKiは、東京・渋谷にある日本が世界に誇るクラブWOMBでレジデントパーティ<06S>を開催し、<ULTRA JAPAN>をはじめとするフェスティバルにも多々出演。20年の長きに渡り日本のドラムンベースシーンを牽引してきたDJ/アーティスト。

そんなDJ AKiがこの度出演するのは、チェコ共和国の首都プラハでイベントを開催していたクルーを中心に2003年にスタートしたドラムンベースオンリーのフェスティバル<Let It Roll 2017>だ。2010年代に入り、ヨーロッパ各国から若く優秀なドラムンベースのプロデューサー/DJが続々と誕生すると、その流れに相成って規模感が拡大。若い世代を中心に新たなムーブメントを巻き起こし、現在はプラハから車で約1時間の場所にある元滑走路だったミロヴィツェを舞台に、3日間の開催で数万人を動員。ヨーロッパで数多く開催されているダンスミュージック・フェスティバルの中でも一際異彩を放っている。

今年もアンディCやザ・プロトタイプスをはじめとする現行のドラムンベースシーンのトップアーティストや今後期待の新鋭、そしてローカルながら才能煌めくアーティストが3日間昼夜に渡り計250組以上出演。ドラムンベースを志すものにとって<Let It Rol>」に出演することが大きなステータス、まさに最高峰の舞台となっている。

DJ AKiが<Let It Roll 2017>に出演するにあたり、その渡航費がすべて主催側から支払われるわけではないという。日本をはじめ海外のフェスティバルの異常な盛り上がりを見ると、いかにもバブルのような感覚を覚えるが、それはあくまでひとつの側面。ヨーロッパで開催される多くのフェスティバルは、たとえ世界的なビッグネームであっても全ての渡航費がまかなわれることがないのが現状なのだ。

しかし、それでも現地へと赴き待ちわびる多くのオーディエンスの期待に応えるのがDJであり、これまでもそうしてカルチャーは育まれてきた。そんなDJ&ダンスミュージックシーンのリアルな現状を伝えつつ、なおかつ今後を担う日本人DJたちが海外へとチャレンジする上でのひとつの指針となるべく、今回はクラウドファウンディングを実施。ここではDJ AKiが<Let It Roll 2017>に参加する渡航費及び、そこでプレイする新曲の制作費を募る。

今年でDJ活動20周年を迎え、日本のドラムンベースシーンのさらなる飛躍を目指し、まい進するDJ AKi。このたびのプロジェクトはそんな彼にとっても今回の企画は初の試み。この20年間で徐々にではありますがシーンも大きくなり、最近ではヨーロッパと同じく20代の若い世代の才能豊かな日本人アーティストが芽吹いてきた今、その光を絶やすことなくより輝かせるためにも、世界を知り、日本のサウンドを世界へと発信するDJ AKiのプロジェクトに協力いただきたい。


◆クラウドファンディング プロジェクトページ
◆DJ AKi オフィシャルブログ
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