アリス・クーパー、新作にZZトップのギボンズとU2のラリーが参加

アリス・クーパーが7月に27枚目となるスタジオ・アルバム『Paranormal』をリリースすることを発表した。ZZトップのビリー・ギボンズ(G)とU2のラリー・マレン・ジュニア(Ds)が参加しているそうだ。
◆アリス・クーパー画像
ラリーが加わったのは、プロデューサーのボブ・エズリンの提案だったという。アリスはSiriusXMの番組『Trunk Nation』でこう話した。「ボブ・エズリンから“ドラムにラリー・マレンってどう思う?”って訊かれて、俺は“それは、素晴らしいアイディアだ。大変化になる”って答えたんだ」
ラリーとのレコーディングは、その通り、いつもとは違うものになったという。「ラリーは“歌詞が見たい”って言うんだ。“ホントか?”って訊いたら、“ああ、僕は詞に合わせてプレイする。ベースに合わせてプレイするんじゃない”って言ってた。俺は“それはすごくクールだ。君はドラムで歌詞を解釈するのか…”って返したよ。あれは、このアルバムを別のアルバムにした」
ビリー・ギボンズは「I’ve Fallen In Love And I Can’t Get Up」という曲に参加しており、アリスは「もしビリーがプレイしていなかったら。この曲は出すべきじゃない」と思ったそうだ。
アリスの新作は2011年の『Welcome 2 My Nightmare』以来、およそ6年ぶり。
彼は今週末(5月14日)米ナッシュビルで、オリジナルのバンド・メンバー、デニス・ダナウェイ(B)、ニール・スミス(Ds)、マイケル・ブルース(G/Key)とスペシャル・パフォーマンスを行なう。彼らは前作に続き、新作『Paranormal』にも参加している。
Ako Suzuki
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