ドッケン「楽しかった日本ツアー、唯一のマイナス点は……」

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ドン・ドッケンが、昨年、彼(Vo)、ジョージ・リンチ(G)、ジェフ・ピルソン(B)、ワイルド・ミック・ブラウン(Dr)の黄金期ラインナップで行なった日本ツアーについて語った。楽しかったが、唯一、残念に思ったことがあったそうだ。

◆ドッケン画像

ドンは、米SiriusXMの番組『Trunk Nation』で、こう話した。「俺は不安を抱いていた。ジョージは20年間で三度バンドを脱退している」「アルバムを作っては去り、数年後また戻ってきてアルバムを作ると、緊張が走り、俺らは袂を分かつ。俺は、またそれをやりたくなかった。いくら積まれようともね。だから、日本へ行ったとき、ジョージもジェフも誰もが気楽で、俺は本当に本当にハッピーだった」

「俺の人生にはいろんなことが起きていて、山ほどストレスがあったから、俺は彼らに“俺がやりやすいようにしてくれるよな? 俺は楽しみたいだけなんだ。楽しくなかったら、やらない”って言ったんだ。そして、彼らは楽しくしてくれた」

「唯一のマイナス点は、歌の面で、俺はそれほど良かったとは思わない。3~4公演続けてプレイし、3日間のリハーサル、14か15時間のフライト、俺の調子はそうあるべきとこになかった」

日本ツアーとアメリカでの数公演のみの再結成となり、さらなる公演を望む声は多いが、残念ながら現時点で、ドンは再びやる気はないそうだ。

彼らは、日本での2公演およびアメリカで開いたウォーミングアップ・ショウを収めたライブDVDを年内もしくは2018年初めにリリース予定だという。

Ako Suzuki
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