【インタビュー】千歌繚乱出演バンド・DAZ、V系シーンで「ラウド」と「ポップ」を掲げるパーティーバンド

今回の<千歌繚乱>出演アーティストインタビューはDAZをピックアップ。彼らは「ラウド」と「ポップ」な楽曲で“みんなを楽しませること”をモットーに活動している。コンセプトなどに縛られず自由に音を楽しむスタイルのバンドだ。
※本記事は6月20日(火)に開催の<千歌繚乱vol.12>で来場者限定で配布される「千歌繚乱 ARTIST BOOK」掲載のインタビューの一部を事前に公開するもの。「千歌繚乱 ARTIST BOOK」ではメンバーへの一問一答アンケートなど、より深い内容が掲載されている。
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■みんなで嫌な事も辛い事も忘れて一緒に楽しめばきっと何かが変わる
――DAZさんは「Loud PoP Party」というコンセプトを掲げられていますね。
MeZ(Vo):はい、楽しいバンドにしたいって思いが込められてます。ラウドな要素とポップな要素を楽曲に取り入れて、みんなをパーティー気分にしたい…みたいな感じです。
渋谷瑛貴(Gt):曲もコンセプトにあわせて暗いイメージをもたない、ノリのいい元気な曲作りを目指しています。
――あえてヴィジュアル系シーンで「ポップ」と「ラウド」を掲げたのはどんな意味があるのでしょうか。
MeZ:なかなかこういう組み合わせってないかなって思うので面白いバンドが生まれると思ったんです。
Kiss(Dr):いわゆる世間一般がイメージしているヴィジュアル系バンドとは真逆の方向ですね。でもみんな根底にヴィジュアル系が好きだっていう気持ちがあるので、ラウド系のシーンでバンドをやるんじゃなくてこのシーンで音楽をやっているんだと思います。
――みなさんヴィジュアル系が好きなんですね。
MeZ:俺と瑛貴くんは同じ先輩ヴィジュアル系バンドのローディーをしていたし、kissはバンド活動を始めた当初に対バンで出会ったんです。DAZを始める前からみんなヴィジュアル系魂は持っていたと思います!
――バンド名にはどんな意味がこめられているんですか?
渋谷瑛貴:あまり深い意味はなくて(笑)。英語3文字って覚えてもらいやすいだろうと思ったのと、DとAとZってなんかかっこいいな…って思ってこれでDAZになりました。
Kiss:掲げてるのが「Loud PoP Party」だから、コンセプトや世界観をがっちり決めたり、バンド名に深い意味を持たせたりするのも似合わないしね。
MeZ:結構みんな素のままで、単純に音楽が好き!っていう気持ちだけでバンドしていますね。
▲MeZ(Vo)
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――ある意味ヴィジュアル系バンドっぽくないのかな。
MeZ:そうかもです。楽曲も暗い曲はないんです。バラードもないかな。
――バラードもないんですね。
Kiss:Mezが悲しい曲が歌えない、瑛貴も悲しい曲が好きじゃない。だから今後もバラードは多分できないと思います。
MeZ:いや、書いてみたいんだよ!でも俺がポジティブすぎて、悲しい世界観に浸れないというか。みんなに笑われそうだし。
――MeZさんはステージでも良く動きますし、元気なイメージのボーカルですよね。元気の秘訣は?
MeZ:あれです、「元気があれば何でもできる!」です(笑)。俺らの楽曲を聴いた人にも、同じように元気になって欲しいですね! やっぱり音楽には人を元気にする力があると思うから、みんなで嫌な事も辛い事も忘れて一緒に楽しめばきっと何かが変わるから、って思いを大切にしてます。
Kiss:そうだね、DAZの音楽でみんなの不安や鬱憤なんかを壊せたらいいよね。
渋谷瑛貴:そういう意味でDAZはメンバーだけじゃなく、お客さんも含めみんなでひとつのバンドだってことを常に意識してます。









