わーすた、初の海外定期ライブ開催

わーすたが6月11日（日）、台北市中心部のライブハウス「台湾Jack's Studio（杰克音樂）」にて初の海外定期ライブ＜WASUTA LAND W1＞を開催した。

◆ライブ画像

定期ライブ＜わーすたらんど＞はゲーム『スーパーマリオ』のワールドステージ風に、1つずつエリアをクリアするといったコンセプトのワンマンライブ。ファンと一緒にライブを楽しみ、駆け抜けて一緒にクリアするという一体感が好評で、いよいよ海外でも展開していくことになった。

第一回目の＜WASUTA LAND W1＞では、「大家好、我们是 Thw World Standard WASUTA！」と登場の自己紹介も中国語で。それぞれの自己紹介では各自が勉強中の語学を交えて、三品瑠香は韓国語、松田美里は中国語、廣川奈々聖と小玉梨々華は英語、坂元葉月はフランス語を披露。

ライブはしょっぱなの「Overture」から台湾のわーしっぷ（わーすたのファンの総称）と日本から来たわーしっぷが息ぴったりなコール。アニメ『アイドルタイムプリパラ』のオープニング曲「Justbeyourself」では最高潮の盛り上がりをみせる。わーすたは、結成当時からファンがライブをスマートフォンで撮影してSNS拡散することを推奨しており、全楽曲が世界のファンに素早く浸透しているのだが、台湾のわーしっぷも既に彼女たちの楽曲を沢山聞いて準備していた事が伺える、一体感のある空間が作られていた。


中盤では個性あふれるユニット曲のパフォーマンスとアニソンカヴァーを披露。アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』主題歌「残酷な天使のテーゼ」とテレビアニメ『ポケットモンスター』主題歌「めざせポケモンマスター」も本邦初公開され、イントロが流れると会場には驚きの声が上がった。世界に向けて活動しているわーすたは、日本文化のひとつとしてアニソンカヴァーを大事にしているのだが、ここでも日本を代表するアニソンが世界をつなぐカルチャーとして受け入れられている事を証明した。

終盤はわーすたを代表する「いぬねこ。青春真っ盛り」、「うるとらみらくるくるふぁいなるアルティメットチョコびーむ」「ワンダフル・ワールド」などをたたみかけ、アンコールを含む全19曲を披露。初めての海外定期ライブ「W1」は現地ファンを中心に約100人と大盛況に幕を閉じた。

デビュー2年目のわーすたは、既に2月にタイ、4月に台湾、6月に再び台湾と立て続けに海外でのライブを行ってきた。そして来る7月には＜JAPAN EXPO in Paris＞にゲスト招待を受け始めてフランスに上陸する予定。その翌週には中国 上海でわーすた2度目の公演が予定されており、この半年で5公演の海外公演を実施することが決まっている。


◆わーすた オフィシャルサイト