クリス・コーネルの娘、父の日に「世界一のパパ、愛してる」

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日曜日(6月18日)父の日を迎え、クリス・コーネルの娘Toni(12歳)が、父のFacebookにメッセージを投稿した。

◆クリス・コーネル画像

父を亡くしてから初めての父の日に、娘は大好きなパパへ向けてこう綴った。

「ダディ、まず初めに、私がどれだけあなたを愛し、あなたが私にとってどれだけ大切な存在なのか言わせて。あなたは私のアイドルです。私がずっと尊敬してきた人です。あなたはいつも私のためにそこにいてくれた。毎日、私を前へ進ませてくれた。いまもそうよ。泣いていたり、もうムリだって感じるときはいつも、あなたの声が聞こえる。“心配ばかりしてるな。心配するのは時間の無駄だ。大丈夫だ”って。私はいつだってあなたの言ったことを心に刻んでいました。多分、あなたが言ったことは全て賢明だったから」

「ツアーから戻ると、あなたはいつも私たちと一緒に過ごしてくれた。どれだけ疲れていようが、時差ボケであろうが、構わず、私たちのためにそこにいてくれた。私が病気のときはいつも面倒をみてくれた。私を抱きしめ、ハグしキスしてくれた。病気がうつることなんて気にしていなかった。私の熱が下がるか気にかけ、一晩中起きてた。下がらなければ、私を起こし薬をくれた。目を開けると、あなたが見えて、私の気分は良くなった」

「思い出はたくさんあるけど、その中でもお気に入りの1つが、今年初め、私が時差ボケになっていて、一緒に『Purple Rain』を見たときのことです。私たち、BHHに泊っていて、私がどの映画を見ようか考えていたとき、あなたが部屋に入ってきて、“Purple Rainはどうか?”って言ったの。あなたの意見はいつも信用していたから、それに従い、私はすぐに夢中になった! そして、あなたの大好きな曲“The Beautiful Ones”が流れた」

「あなたはこう言ってた。“この曲はすごく特別で、ジャンル分けすることさえできない。20代のとき、これを映画館で見ていて、このシーンと曲のところで笑い出す男がいたんだ。すごく頭にきたよ”って。私もこの曲が大好きになり、何度も繰り返し聴きました」

「私たちの間にはいつも、アート、詩、本、音楽、執筆という特別なコネクションがあった。私たちは無条件でそれを愛していた。この先、誰が『Purple Rain』のような映画や「The Beautiful Ones」のような曲を私に教えてくれるんだろう? そういう人を見つけられるよう願ってる。あなたが私をちゃんと訓練してくれたんだから」

「私は、あなたがまだここにいると知っています。冷たさの中に暖かさを感じられるのは、あなたのおかげです。あなたはこの広い世界で最高の父親です。不幸な出来事がなければ、いまでもあなたは私を抱きながら『Purple Rain』を見ていたことでしょう」

「ダディ、愛している。あなたがいなくて寂しい。あなたはこれ以上ないってくらい最高の父親だったから、この日、称賛されるに相応しい。ハッピー・ファーザーズ・デイ! Love, Your Baby Toni」

Toniはメッセージとともに家族写真も公開した。


また、これと同時期、クリス・コーネルの新しい、そして生前最後に撮影されたと考えられるミュージック・ビデオ「The Promise」も公開された。



Ako Suzuki
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