Suchmos、ショートフィルム公開

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7月5日に「FIRST CHOICE LAST STANCE」をリリースするSuchmosが、ショートフィルムを公開した。

◆Suchmos (サチモス) 画像


同ショートフィルムはSuchmosの新レーベルF.C.L.S.より公開されたものだ。以下、ライナーノーツをお届けしたい。

   ◆   ◆   ◆

【ライナーノーツ】
陽が落ちていく。遠くでクラクションが聞こえる。手元の機器がメッセージの着信で青く光る。君は画面を確認し、すぐに消す。返すか、見過ごすか。
数秒数えて、上を向き、ひと呼吸して、打ち返す。
窓を開けたい。その扉の向こうへ。広がる夜を見上げたい。
それでも君は動かない。今日は、今夜は。
明日はどうだろうか──。
目をつぶり、そう願いながら、君はつないだイヤホンを耳にあてる。

最初に出会った仲間と生み出した音楽。それでやっていくと決めた。
その彼らが昨日とは違う場所へ行こうとしている。
手には新しい音、胸には古いジョーク。
大事な固い石は最初の場所に置いたまま、遠くへ、知らない場所へ。
そこで君も感じとる。自分ももっと自由な場所へ。もっと気持ちのいい場所へ。

走っているときには気づかない。自分が何を見ているのか、何を手にしているのか。
飛んでいるときには気づかない。どのくらいの速さなのか、どこを目指しているのか。
けれども、彼らは何かを手渡していく。
君はそれに触れ、手にしたものを確かめる。いつくしみ、呑み込み、刻みつける。
誰かにも伝えたい。
そして、君は別の誰かへと渡していく。その誰かはまた別の誰かへと。
点と点がつながり、線と線が交差する。この湧き上がるうねりに誰と触れよう。
この音をどうやって街に刻もう。

夜を伝わる彼らの揺らぎは、君の重りを外していく。
聞いたろ──。そう送れば、あの子がうなずき、あいつが笑う。粗雑な返事だけですべてが伝わる瞬間。夜の匂いとこの音だけで、すべてが充たされる。ここにいなくても、みんな同じ何かを感じている。

手元の液晶から響く音は、いつしか地を揺らす振動となって、君を包んでいく。
君は問いかける。
もう少し先へ。
彼らが呼応する。
いや、もっともっと先へ──。
それなら、どこまで──。
まだ見ぬ地平を夢想して、イヤホンを外しながら、彼らのいざないに胸を奮わせる。

その新しい出発点に君は立っている。
FIRST CHOICE LAST STANCE
いま彼らとともに。

ジャーナリスト 森 健

   ◆   ◆   ◆


■F.C.L.S.第1弾作品「FIRST CHOICE LAST STANCE」

2017.7.5 on sale
KSCL-2940 ¥1,000+tax
【初回仕様限定盤】ストリート仕様/Suchmos ロゴステンシルシート封入
<収録曲>
1,WIPER 
2.OVERSTAND

■ライブ情報

2017年07月02日(日) 東京・日比谷野外大音楽堂
OPEN 17:00 / START 18:00
▼チケット
¥4,500 (指定席 / 立見)
(問)HOT STUFF PROMOTION 03-5720-9999

2017年07月09日(日) 大阪・大阪城野外音楽堂
OPEN 16:30 / START 17:30
▼チケット
¥4,500 (指定席 / 立見)
(問)清水音泉 06-6357-3666

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