Anly、新曲「北斗七星」への思い語る。秋ツアーはさらなる規模に挑戦

Anlyが自身の1stツアーの追加公演を原宿アストロホールにて開催し、ニューシングル「北斗七星」発売に伴う秋ツアーを行なうことを発表した。

◆Anly 画像

ツアーでは各会場ソールドアウトをみせ、ツアーファイナルとなった追加公演も会場はスタンディング満員。Anlyは4月26日に発売された1stアルバム『anly one』から全17曲を披露した。ライブは冒頭からスケール感を感じさせる「FIRE」でスタート。続く「Enjoy」ではオーディエンスもタオルを回し、熱気を高めていく。「Anlyツアーへようこそ！　今日が本当に本当にファイナルです。でも気持ちだけ初日です！」というMCでは観客から歓声が湧き起こった。



沖縄・伊江島出身のAnlyは、今でも東京でライブができることが嬉しいと語る。一方で沖縄ののびやかな空気と比べ、都会の空気に怖さを感じることもあったようだ。せつなさを感じさせるバラード「いいの」を披露した後には、「毎日に追われて心が壊れそうな時、そういうときに皆さんの心に歌が寄り添えたらと思います。それが一番の目標」と暖かい目標を掲げた。また、ループペダルを使って楽しむ最近の彼女の動きも見逃せない。エド・シーランのカバー「Don't」や、自作の「Coffee」など、Anlyがギターフレーズや歌声を重ねていく風景にはファンも毎回興味津々だ。

終盤ではアルバム収録曲の中で一番思い入れが強いと語る「カラノココロ」を披露し、一つハードルを乗り越えたバイタリティ豊かなパフォーマンスを披露。さらに「Don't give it up」「Emergency」と駆け抜け、観客の心を鷲掴みにして本編を終えた。

アンコールでは、8月9日にリリースが発表になっている「北斗七星」について、「この曲を聴いて皆さんが大切な人を思い出したり、空を見上げたいと思ってくれれば嬉しいです」と楽曲への想いを観客に話し、しっとりと優しさが染み渡るようなスペシャルアレンジで「北斗七星」を歌い上げた。曲が終わり舞台袖に消えていくAnlyの背中に再びアンコールの歓声が巻き起こり、驚きながらもステージに戻ったAnlyは「最後に私の故郷のうたを歌います」と言い「Come back」を歌唱。自身初のワンマンツアーを大成功で締めくくった。

加えてこの日、シングル「北斗七星」の収録内容も発表となった。カップリングにはスキマスイッチとのコラボレーションでロングヒットを記録した「この闇を照らす光のむこうに」をギター一本の弾き語りで再レコーディングした「-anly only version-」が、更に初回生産限定盤には、BUMP OF CHICKENなど数多くのアーティストの映像作品を手掛ける東市篤憲監督による「北斗七星」のミュージックビデオ、その他特典映像が収録される。

そして「北斗七星」の発売を記念したライブイベント＜アン“リィ”プラグド＞は8月12日（土）東京に続いて、8月14日（月）大阪での開催も追加で決定。こちらはシングル購入者を対象とした先着順による招待制イベントとなる。さらに7月1日（土）からの全国で開催される発売記念フリーライブを含むAnly出演ライブイベントでは、「北斗七星」予約購入者に対してAnly本人からのB3ポスター直筆サイン会が行われるとのこと。

Anlyはニューシングルをひっさげ、10月10日より全国7都市での＜Anly Live Tour 2017 ☆北斗七星☆＞を開催する。ツアー特設サイトではオフィシャル先行予約が7月3日(月)12:00まで受付中。受付は先着順となるのでご注意を。

写真：HAJIME KAMIIISAKA




◆Anlyオフィシャルサイト