マキシマム ザ ホルモン、<耳噛じる真打TOUR>全13公演終了
約2年の時を経て、5月からスタートした全13ヵ所におよぶ<耳噛じる真打TOUR>が2017年6月27日、新木場STUDIO COAST追加公演にて幕を閉じた。BARKSでは近日中に詳細レポートを公開するが、その前に、オフィシャルから到着した速報をお届けしたい。
◆マキシマム ザ ホルモン 画像
ゲストのHEY-SMITHが白熱のステージを展開した後、会場の照明が消えてスポットライトが当たったのは、ステージ中央に置かれた謎の大きな炊飯ジャーだった。いったい何が始まるのかと、固唾を飲んで見守る腹ペコたち。ホルモンは文字通りこの中に“封印”されていたのだ。そして聞き覚えのある、あのナレーションの声と共に、ついに炊飯ジャーの蓋が開かれた。
封印を解かれたホルモンを目の当たりにした腹ペコ達は、その飢餓感を表すように冒頭からテンションMAX。しかしホルモンは、腹ペコ達の期待をはるかに上回る爆音の応酬を序盤から仕掛けていく。新アレンジの『耳噛じる 真打』の楽曲のクオリティもさることながら、おなじみのあの楽曲達も大胆にアレンジされて、さらなる進化をみせていた。ライブ休止期間に、人知れず鍛錬を重ねていたことが、音からビシバシと伝わってくるようだ。
もちろん、ホルモンのライブ名物とも言える、ダイスケはんとナヲちゃんの軽快な掛け合いも健在だ。2年間、溜まりに溜まった鬱憤を晴らすかのごとく、いつも以上にトークが長い(笑)。またMCで、ご当地ならではのCMソングやローカル番組のテーマソングのコール&レスポンスを行うところは、さすが地域密着型ロックバンド(笑)。腹ペコ達も俄然盛り上がり、ラストは恒例の「恋のおまじない」できっちりシメた。
終演後、ライブで全体力を使い切った腹ペコ達を待ち受けていたのは、ホルモンによる“腹ペココミュ症克服計画”である「騎馬OF DEATH」だ。司会役としてDVD“Deka Vs Deka”でおなじみのヘドバンおじさんも登場し、会場をしっかりと沸かせる。ライブでの演奏はもとより、演出から終演後のイベントまで、ホルモン史上かつてない試みの数々を披露し、まさに“真打”の名に相応しいツアーが終了した。
封印を解かれたホルモンは、この夏、さまざまなフェスに出演すべく全国各地へと向かう。
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