イアン・ギラン「リッチーとは連絡を取り合うようになったが、再結成はないだろう」

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ディープ・パープルのフロントマン、イアン・ギランが、ドイツの『Bild』のインタビューで元バンド・メイト、リッチー・ブラックモアについて語った。

◆イアン・ギラン画像

「リッチーは大人になりきれていないと思う」「自信と傲慢は紙一重だ」などと辛口の評価もあったが、「(リッチーと僕は)和解した」と話した。「かなりのとこでね…。僕らはいまコミュニケーションを取っている。僕らは、多くの問題を解決した。直接的な関係とはかかわりのないことだけど、僕らを分裂させた昔のマネージメントの問題とか、いろいろね。つまらないことだよ。でも、グループにとっては重要なことだ。いまは全てが解決した。メッセージのやり取りがあり、昔よりずっと友好的な印象を受ける」

「リッチーの才能について悪く言う人はいなかったと思う。彼は素晴らしいショウマンで、偉大なギタリストだった。すごく叙情的で表現豊かだ。彼がグループにいて、僕らはラッキーだった。彼、ジョン・ロード、イアン・ペイス、ロジャー・グローヴァーがいてね」

しかしながら、ディープ・パープルにしろ別のプロジェクトにしろ、リッチーとのリユニオンは想像できないそうだ。「離婚したら、復縁するのは難しい。思い出やノスタルジアは大切にし、楽しむべきだが、もう一度やりたいかって? 多分、ノーだ」

リッチーは2016年、ディープ・パープルのロックの殿堂入りが決まった際、セレモニーに出席できるかどうか検討していたが、「現ディープ・パープル・ツアー・バンドのマネージメント、ブルース・ペインが“ノー”と言った」ため、欠席するとの声明を出していた。

Ako Suzuki
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