【連載】真空ホロウの“ひいてみた” 高原未奈の見える世界 #4

BARKSをご覧の皆様、
真空ホロウベースコーラス高原未奈です。

真空ホロウ松本明人は
ニューアルバム「いっそやみさえうれいれて」の架空の主人公『やみこさん』を俯瞰してみる内容、
私はアルバム内容にかけて「弾いてみた」をお届けするこのコーナー。

4回目の今回は「おしゃかしゃま/RADWIMPS」をお届けします。

何かと話題のRADWIMPSさん。
私もとても大好きなバンドです。
3枚目の「RADWIMPS3～無人島に持っていき忘れた一枚」が好きで、当時めちゃくちゃ聴きました。
無人島に持っていきたい一枚です。

つって「おしゃかしゃま」はこのアルバムじゃなくて
5枚目の「アルトコロニーの定理」収録なのですが。笑

メンバーの演奏スキルの高さが如実に出てる曲ですよね。
スラップ大好きなベースキッズは衝動的にかっこいい！弾きたい！って思うフレーズかと。(かくいう私もその一人ですが。笑)

「いっそやみさえうれいれて」収録曲の「レオン症候群」という曲でも
アグレッシブなスラップを入れています。
一過性の流行に乗りつつもアイデンティティに憧れる気持ち、
自分て何？オリジナルって何？私は何なの？何なのもうう゛ー！！！
みたいな。
メロディというよりは言葉の羅列であるAメロは
そういうカオスな心情をスラップで表現したつもりです。

「おしゃかしゃま」も人間の世の中の不条理さを
早口で、詰め込んだメロディで歌っていて、
そういうモヤモヤした感情とスラップという奏法は
リンクしやすいのかもしれないですね。
少なからず、フレーズ作成に影響された作品の一つです。

でも面白いのが、言葉を詰め込んだ歌って、
まるで自分に話されているように聞こえるからか、
心に刺さる感じがしますよね。


いやー弾いてて楽しかった。笑
こういう曲ってやっぱりね、
ライブで見るとかっこいいと思うんです。
レオン症候群もね、ライブでかっこいいですから（←自分で言うか）
7月は全国ツアーがありますからね、
是非私の生スラップ見に来て下さい。

真空ホロウ
ベースコーラス
高原未奈