モリッシーの幼馴染、バイオグラフィ映画に「これはフィクション」

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日曜日(7月2日)エジンバラ国際映画祭で、モリッシーのバイオグラフィ映画『England Is Mine』がプレミアされたが、映画の予告編を見たモリッシーの幼馴染は「あれはバイオグラフィ映画じゃない。フィクションだ」と批判した。

◆『England Is Mine』トレーラー映像

ザ・スミスの初期のギグに参加していたこともあるJames Makerは月曜日(3日)、「声明:England Is Mine(映画)」と題したメッセージをFacebookに投稿。「『England Is Mine』の予告編によると、モリッシーは自閉症で内気な人物で、天然パーマのカーリーヘアを持ち、善意の友人(実際には、ザ・スミスの成功時、モリッシーとコミュニケーションを取っていなかった人)からシンガーになるよう後押しされなければいけなかったらしい。さらに酷いことに、彼は緑のダッフルコートを着せられ、僕らみんなが知るモリッシー的ウィットをひと言も発していない。これはバイオグラフィ映画ではなく、歴史小説だ」「モリッシーがシンガーになれるなら誰でもなれるとの前提は無礼であり、彼の才能を侮辱するものでさえある」と非難した。Makerをモデルにした人物は登場しておらず、彼は制作にかかわらず、むしろほっとしているそうだ。

『England Is Mine』は、Mark Gillが脚本を執筆し監督、イアン・カーティスの映画『Control』をプロデュースしたOrian Williamsがプロデューサーを務め、Jack Lowdenがモリッシーを演じた。モリッシー公認ではない。Lowdenは先日、まだモリッシーの感想は聞いていないが、「彼は気に入らないだろう」と話していた。



8月4日から英国の劇場で公開される。

Ako Suzuki
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