【速レポ】<京都大作戦2017>、Nothing's Carved In Stone「まだひよっこだった時に対バンさせてもらって」

ツイート

夕方の強い日差しと、ムンとした熱気が立ち込めている16時過ぎ。大きな歓声と、バンドのタオルが高く掲げられるなかで登場したのは、Nothing's Carved In Stone。意外だが、<京都大作戦>初登場である。

◆Nothing's Carved In Stone 画像

ステージへと登場した村松拓(Vo&G)、生形真一(G)、日向秀和(B)は、大喜多崇規(Dr)のドラムに向かい合って、ダイナミックなドラムのカウントから「Isolation」に突入した。大きなビートを生み出すドラムの間を埋めていくようにベースがうねり、骨太なギター・サウンドがさらなる興奮を煽るなか、タフで美しいヴォーカルがど真ん中を撃ち抜いていく。瞬時にして、“NCISの音”を伝えるインパクトだ。「行こうぜ」と村松が声をあげると、そのサウンドはよりディープなNCISの音の迷宮へとドライヴする。変幻自在なプレイヤーたちが織りなす音のタペストリーや、生形のアイディア豊富なギターフレーズに、ギターキッズが興奮の声をあげる。めまいのするようなはじまりだ。

「はじめまして、Nothing's Carved In Stoneと言います。よろしくお願いします」──村松拓

挨拶もそこそこに、打ち込みのビートと生のドラムが織りなす多幸感溢れるリズムが観客の体をとらえ、「飛ぶ準備はできてるか!」という叫びとともに「November 15th」、そして間髪入れずに「Like a Shooting Star」を連投。パーカッシヴなベースが獰猛に会場を駆け抜けて、大きくジャンプさせる、フィジカルな醍醐味があり、また胸が熱くなるアンセム感も兼ね備えている。ロックバンドとしての最高の武器を、これでもかと思いきり振るってくれるバンドである。

「多分、はじめましての人もいると思うけど」という村松のMCに、ベースのひなっちが図太い音をドゥンっとはじく。「──こういうバンドです(笑)」。そして思いを音に刻み込んで、みんなに刻み込んで帰りたいと語り、後半は、ベースの凄まじいスラップと重厚でサイケデリックなギターとメロディの絡みが万華鏡的な、「Honer is Gone」でスタートした。



「<京都大作戦>10周年おめでとうございます。約10年前に結成して、まだひよっこだった時に松山で対バンさせてもらって、いい夜を過ごさせてもらいました」。10-FEETとの出会いや、毎日演奏をしたり、曲や歌詞を書くことしか自分の気持ちを表現する方法がなく、いろんな仲間と出会って、こうして先輩の作ったステージに出て未来を描いているんだということを熱く語った村松は、ギターを置きハンドマイクで「In Future」を歌った。ドラム、ベース、ギター、ヴォーカルという、個々の役割を120パーセントでぶつけ合う、迫り来るサウンドが凄まじい。ラスト2曲は、「Out of Control」と「Spirit Inspiration」で、観客にステップを踏ませて、たっぷりと汗をかかせていく。超ファットなビートを轟かせて、雨雲までも呼び込んでしまったようだが、スケール感溢れるロックバンドのタフさときらびやかさを魅せるステージだった。


取材・文◎吉羽さおり
撮影◎HayachiN

【Nothing's Carved In Stone セットリスト】

01.Isolation
02.November 15th
03.Like a Shooting Star
04.Honor is Gone
05.In Future
06.Out of Control
07.Spirit Inspiration


■<京都大作戦2017 ~心の10電!10執念!10横無尽にはしゃぎな祭!~>

2017年7月7日(金) 京都府立山城総合運動公園 太陽が丘特設野外ステージ
2017年7月8日(土) 京都府立山城総合運動公園 太陽が丘特設野外ステージ
2017年7月9日(日) 京都府立山城総合運動公園 太陽が丘特設野外ステージ
▼開場
7月7日 開場:11:30 / 7月8日, 9日 開場:9:30
▼開演
7月7日 開演:13:00 / 7月8日, 9日 開演:11:00
【出演アーティスト ※50音順】
▼7月7日(金)
【源氏ノ舞台】サンボマスター、SiM、竹原ピストル、10-FEET、Nothing's Carved In Stone、My Hair is Bad
【牛若ノ舞台】打首獄門同好会、Creepy Nuts、四星球、ヤバイTシャツ屋さん、夜の本気ダンス
▼7月8日(土)
【源氏ノ舞台】Ken Yokoyama、The BONEZ、湘南乃風、10-FEET、東京スカパラダイスオーケストラ、Dragon Ash、FIRE BALL with HOME GROWN、RADWIMPS
【牛若ノ舞台】藍坊主、Age Factory、GOOD4NOTHING、Crystal Lake、NAMBA69、NUBO、yonige
▼7月9日(日)
【源氏ノ舞台】氣志團、SUPER BEAVER、dustbox、10-FEET、マキシマム ザ ホルモン、MAN WITH A MISSION、ROTTENGRAFFTY、WANIMA
【牛若ノ舞台】ENTH、OVER ARM THROW、ガガガSP、SIX LOUNGE、SHANK、G-FREAK FACTORY、Dizzy Sunfist

【鞍馬ノ間】
7月7日(金):大阪籠球会、京都ハンナリーズとのバスケットボール体験やエキシビションマッチ
7月8日(土)、9日(日):下記8チームによるバスケットボールのトーナメント戦「京都大作戦杯2017」を開催
AKT LOCA、UNDER DOG、OSAKA YOUNG GUNS、大阪籠球会、SOMECITY OSAKA選抜、TEAM-S、東京籠球会、HIGH WEST BALLERS

この記事をツイート

この記事の関連情報