ASH DA HEROをホスト役に、毎回ゲストを迎えてトークセッションを繰り広げる対談連載が2017年春スタートした。デビュー2年目のASH DA HEROが、あるときは同じミュージシャン目線で、またあるときは異ジャンルに斬り込む同対談連載企画のタイトルは、“TALKING BLUES”だ。

◆ASH DA HERO × HYDE [VAMPS / L'Arc-en-Ciel] 画像

第4回目のゲストはHYDE [VAMPS / L'Arc-en-Ciel]。両者は同じ事務所に所属するヴォーカリスト同士であり、<VAMPS LIVE 2015-2016 JOINT 666>や<VAMPS BEAST PARTY 2016>へのASHの参加をはじめ、<THE GREAT ROCK'N'ROLL SEKIGAHARA 2017>では“VAMPARK FEST軍”の先鋒を任されるなど、今やHYDEとASHの関係は親密だ。もちろんASHにとってHYDEはリスペクトを寄せる偉大なロックスターであり、世界を見据えて闘う大先輩でもある。

去る6月20日、『TALKING BLUES スペシャル対談 のぞき見生中継』と題して、同連載の取材現場をASHオフィシャル・インスタグラムアカウントにて生放送した。BARKSではDJの下埜正太をMCに迎えた生中継ダイジェスト版に加え、放送終了直後に行なった貴重な未公開トークセッションをお届けしたい。互いの魅力、ロックスターとしての決意と自覚、未来への野望など、両者ならではのシリアスさとジョークが入り乱れた1万字超のテキストはファンはもとより全ミュージシャン必見の内容となった。

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■どうすれば自分のイメージに合致するか確認する
■それって音楽と一緒じゃない?──HYDE

ASH:イエーイ(拍手)!

HYDE:連載やってたんですね、知らなかった~。ASH DAくん……アシュダくん……芦田くん。

ASH:ははは。そうなんですよ。今年春からASH DAくんはですね、BARKSさんで対談企画『TALKING BLUES』を連載させていただいてるんですよ。今回はその第4回目なんですけど、第1回目はL’Arc-en-CielのKenさんに来ていただいて。

HYDE:わ~。すごいじゃん、Kenちゃんって。

ASH:2回目は中島卓偉さん、3回目は松岡充さん。で、第4回目はついに! 我らが大将、HYDEさんが! ありがとうございまーす! せんぱ~い♡

HYDE:え~~っ、マジっすか。“4”って、“死”とか“死神”とか縁起悪いやん。

ASH:ヴァンパイアなんだからいいじゃないですか!

──“幸せ”の“4”。“良い”の“4”。“よろしく”の“4”ですよ。

HYDE:ほんと? お手々のシワとシワを合わせて…。

ASH:幸せ~。

HYDE:もういいから、早く始めよ。

ASH:今日はのぞき見中継なので、カメラが回ってますからね。

──生中継ですから、いろんなことに気をつけていただきながら。

HYDE:生でほら、(お盆で股間を隠す仕草をして)やるんでしょ? 何だっけ、これ。

ASH:そんな“HYDE100%”みたいなことやめてください(笑)。絶対に僕が阻止しますよっ!しかもお盆ないし。

──このネタ、HYDEさんは今日覚えたばかりなんですよ。詳しくはHYDE PHONEの「ハイドラ」を聞いていただくとして。今日は、こののぞき見中継の前にツーショットの初フォトセッションも行われたんですよね。

ASH:そうなんです!

HYDE:いやもう、全部ボツにしようかなと思ってて、もったいないから。2人(HYDE&ASH DA HERO)だけの思い出にしようかなって(笑)。

──ASHくん、どうでしたか? 初めてのHYDEさんとのフォトセッション。

ASH:いやぁ、楽しかったですし、すごく嬉しかったです。この対談のきっかけも、以前プライベートでごはんをご一緒させてもらった時に、「対談とかしたら面白そうやなぁ」ってHYDEさんが言ってくださって。

──きっかけはHYDEさんからなんですね?

ASH:はい。お忙しい方なので、「ぜひぜひ何か機会がありましたら!」ぐらいな感じでお返事したんですけど、実現していただけて本当にありがとうございます!

HYDE:そういえば約束したなぁと思って。覚えてるうちにやらないとすぐ記憶なくなるからね(笑)。そのまま忘れてしまったら、一生恨まれるでしょ。

ASH:そんな、“恨み晴らさでおくべきか”みたいなタイプじゃないですけど(笑)。今日は一緒にフォトセッションしていただく前に、ソロカットも撮影したんですけど、実は僕、撮影が本当に苦手なんですよ。

HYDE:写真が苦手? どう苦手なの? 僕も苦手だけど。

ASH:うそだぁ~。

HYDE:撮るのってめんどくさいし、メイクとかも本当は嫌いなんだけど、仕方ないからやってるって感じ、毎回。

ASH:僕は毎回、どんな顔をしたらいいかわかんなくなる時があって。やっと慣れてきてはいるんですけど。

HYDE:自分が目指す方向にもよるよね。どういう作品を作りたいか、だよね。ボーッとしててもOKな人はOKだし。だから、どうカッコよく写りたいかによるでしょ? 出来上がったものを自分で見て、“違うな”と思ったら、“それは何が違うんだろう? もっと自然な方がいいのか? もっと眼光が鋭い方がいいのか?” そうやって何回も繰り返して、どうすれば自分のイメージに合致するかを毎回確認する。それって音楽と一緒じゃない?

ASH:なるほど。やっぱり撮られまくってて……。

HYDE:マクリマクリスティかなぁ。

ASH:あ~は~ん(笑)。まぁ、経験が必要なところはありますよね?

HYDE:自然な表情がいいのか、鋭いのがいいのかっていうのもあるしね。

ASH:そこも自分であんまりわかってないというか、まだ定まってないというか。

HYDE:でも、今はいくらでも修正出来るからね(笑)。僕は、気にしない、カッコつけないのがいちばんいいと思うのね。今は(技術的に)なんとでもなるし、いくらでも選べる。以前はフィルムだったから、それこそいい写真が撮れてなければ全滅、みたいな感覚だったけどね。今はデジタルだから極端な話、いくらでも撮れるし、いくらでも修正出来るわけでしょ?

ASH:HYDEさんが撮影されてるところってなかなか見る機会がないし、貴重な機会だから、今日はずっと見せていただいたじゃないですか。自然だけど、でも完全な自然ではなくて、力が入ってないのにカッコいいという。こういう写真撮影ってやっぱり、明らかに不自然な状況ですよね。ライトがあって、大勢のスタッフさんが携わってくださってて。いろんな人が見てる状況の中で、いろんなことを考えながら撮るわけだから。その不自然な状況の中で自然でいられるってことが、もしかしていちばん難しいのかなって思いました。

HYDE:そうかもなぁ。その辺は慣れかもな。でもさっきの撮影はいい雰囲気だったんじゃない? アットホームな感じで。

ASH:そうですね? でも撮影中、すごく僕を引っ張っていただいてるなって、隣で感じてたんですけどね。

HYDE:ふぅ~~ん。

──またHYDEさんの優しさが出ちゃいましたね。

HYDE:ついつい優しさ、出ちゃうからさ、僕。

ASH:だから今日はちょっとHYDEさんに身を任せる感じで撮ってもらってて。出来上がりが楽しみですね。いい感じで撮れてたらいいなぁと思います。出来上がりはぜひBARKSさんで!

──ASHくんはこの後、インスタでアコースティックライヴもやるんだよね?

ASH:はい。毎週火曜日の夜、Instagramライヴをやってるんですよ。

HYDE:カッケー! 僕も見ちゃおっ♡

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