【インタビュー】Hoobastank、9月に<ONE THOUSAND MILES TOUR>で会おう!

ツイート

2016年に開催が始まった<ONE THOUSAND MILES TOUR>。昨年は東名阪の4公演に、ALL TIME LOW、ONE OK ROCK、PVRIS、そしてFrom Ashues To Newが参戦し、各会場を大いに沸かせてくれ大成功を収めた。このツアーが2017も開催される。今年は、Hoobastank、Against The Current、OLDCODEX、そしてcoldrainによる東名阪ツアーとなる。バラエティに富んでいつつも実力ある猛者ばかり。どんなツアーを見せてくれるのか、いまから楽しみだ。さて、このツアーのヘッドライナーとして参戦するHoobastankのヴォーカリストであるダグ・ロブをキャッチすることができた。このツアーにかける意気込みや競演するバンドの印象など、熱い思いを語ってくれている。ツアーの前にぜひこのインタビューをチェックして欲しい。

──現在のバンドの状況を教えてください。ツアーなども行っているのでしょうか。

ダグ・ロブ:ツアーはあまりしてないね。去年の秋冬のほとんどはレコーディングと曲作りに励んでいた。1stアルバムからずっと一緒に仕事をしたかったプロデューサーのマット・モリスとスタジオに入って、今もまだ微調整など手を加えているよ。ミックスも終わってるいるけど、完全に満足することはなかなかできなくて、ついついまたいじってしまうんだ。基本的にはレコーディングやミックスをやっていて、ライブも時々やって楽しんでるよ。

──2016年の<KNOTFEST>でOLDCODEXと共演されましたね。そのときのOLDCODEXの印象やエピソードを教えてください。

ダグ・ロブ:彼らはロックしてたな!単純な答えかもしれないけど、良いバンドだと思った。OLDCODEX単体の話ではないけど、イベントが全体的に面白いと思った。中にはポップ寄りのバンドもいたけど、ヘヴィーなバンドがたくさんいる中でOLDCODEXも混ざっていたのは印象的だった。OLDCODEXを含め、日本のロックやメタルシーンはものすごく良い方向に向っている。10~15年前に好きな日本のバンドを聞かれても答えられなかったと思うけど、今は日本に良いバンドがたくさんいる。この短期間でここまできたのはすごいと思うよ。


▲OLDCODEX

──競演するAgainst The Currentの印象を教えてください。

ダグ・ロブ:何か強い印象というものはないけど、良いバンドだし一緒にライブができることが嬉しいよ。長年バンドをやっていると新しいバンドとライブをやったり、友達を作るのは楽しいよ。


▲Against The Current

──同じくcoldrainの印象を教えてください。

ダグ・ロブ:<KNOTFEST>でcoldrainを見たけど、びっくりした。一緒にツアーができることはとても嬉しい。そしてこう思ったよ。若いバンドについていくのにはジムに行かないといけないなってね。Coldrainだけではなく、OLDCODEXもAgainst The Currentも皆ものすごいエネルギーでステージに立つからお客さんよりも俺が一番興奮してそうだよ。


▲coldrain

──hoobastankは、アグレッシブなメッセージがある楽曲がとても魅力的です。楽曲作りにおいて最も心がけていることは?

ダグ・ロブ:基本的には曲を作っている時に身の回りに起きていることだったり、強い思いがあることを考える。ファンが欲しがるメッセージは何だ?と考えて作ることはない。重要なのは正直に自分の人生で何が起きているか伝えること。最終的には自分をさらけ出しているからね。それでたくさんの人が好きになってくれたら最高だよ! 嫌われてもそれはそれで良いんだ。毎回何か特定したことを意識して作っている訳ではない。

──最近一番頑張っていることや一番思い出になっていることは何ですか? 音楽以外のことでもかまいません。

ダグ・ロブ:子供が二人いて、娘は6歳半で息子は3歳半だから、最近は父として子育ての時間が一番多い。子供と泳ぐ練習をして、今まで怖かったことを克服させたり、そのような思い出が多い。音楽のことで言うと、Matt Morrisと一緒にアルバムを作ったことが重要だった。17年間ずっと一緒に仕事がしたかった人で、個人的に最高と思うアルバムを作り上げてきた人なんだ。音楽や仕事は関係なく、単純に良い友達ができて嬉しいよ。人としても素晴らしいんだ。

──『FIGHT OR FLIGHT』から、もうずいぶん長い時間が経ちました。新アルバムの状況を教えてください。

ダグ・ロブ:確かに結構な時間が経ってしまったが、なぜか感覚としてはそんな長く感じない。今年9月で5年が経つね。バンドが5年も休むのは長いが、俺らは休んでいた訳ではない。ライブもしていたし、曲も作っていた。新しいアルバムのレコーディングは細かい部分を手直ししているけど基本的には終わっていて、リリースは今秋を目指している。まさに今、ミックスのエンジニアと「これは上げて、それは下げて」というやり取りを繰り返しているんだ。色んな要素を取り入れたアルバムで、方向性が読めないと思う人もいるかもしれないし、Hoobastankっぽいねと思う人もいると思う。ただ面白いサウンドにはなっていると思う。俺は大満足だよ!

──バンドとして、これからどういう方向に進もうと思っていますか?

ダグ・ロブ:正直に言うと、俺はあまり先を考え過ぎない。2000年にレーベルと契約した時、弁護士には15年後にはこれがもらえる、15年後はこうなる、という説明を受けた。15年と聞いた瞬間飲んでいた水を噴き出しちゃったよ。15年だって? そんな長い間やっているかな? と思ってしまった。だからあまりにも先のことは考えられない。バンドとしては今、アルバムのアートワークや写真やPV案を見ていて、ミックスとマスタリングも進めている。要はアルバムをリリースするにあたって必要な作業を全てやっている。アルバムが完成したら新曲でライブももちろんやる。今後のバンドの方向性としてはこんな現状かな。

──日本でのライブは、他の国とどう印象が違いますか?

ダグ・ロブ:まずはお客さんだ。日本ほどエクサイティングなファンはいないよ。本当に最高だよ。そのエネルギーは俺にも伝わるものだし、同時にものすごく体力を使う。日本でのライブはどこよりも体力を消耗する。それは単純にものすごいエネルギーがファンとバンドの間で行き来するからだ。あと自分は日本人のハーフで子供の頃に日本にも住んでいたから、特別なつながりを感じる。母が誇り高い日本人で、自分の家族を含め日本には特別な思い入れがある。自分の子供達はクオーターで中々そのような子供はいないよね。そういった理由で日本でライブをやるのは本当に楽しいし、特別なことだと思っている。

──観光や食事など、来日時の楽しみを教えてください。

ダグ・ロブ:カレーや辛い豚骨ラーメンをたくさん食べるのが楽しみだ。日本は何でも最高だよ。ファンと会って、握手して、写真撮って、感謝の気持ちを伝えたい。<ONE THOUSAND MILES TOUR>でありがとうを“ONE THOUSAND TIMES”言いたいよ!これだけ長い間日本でライブができることはラッキーなことだし、ファンのおかげだから感謝を伝えたい。日本にいる家族にも会いたいね。とにかく日本には色んな楽しみが待っているよ!

──日本のファンへ、熱いメッセージをお願いします。

ダグ・ロブ:日本のHoobastankファンの皆さん!バンドを代表して、心の底から感謝の気持ちを贈ります。いつも変わらずサポートしてくれて、愛情と元気を贈ってくれて、ありがとう!日本に戻って来れるのも皆さんのおかげです。皆さんの存在は常に我々の中で生きています。日本に行くと、次いつ戻って来れるかなという話を毎回するんです。それだけ大好きです。9月に会えるのを本当に楽しみにしています!



ライブ・イベント情報

<ONE THOUSAND MILES TOUR 2017>
【名古屋】
2017/9/19(火) Zepp Nagoy
open 17:45 / start 18:30
Hoobastank / OLDCODEX / Against The Current
【東京】
2017/9/20(水)21(木) Zepp DiverCity
open 17:45 / start 18:30
Hoobastank / OLDCODEX / coldrain
【大阪】
2017/9/22(金) Zepp Osaka Bayside
open 17:45 / start 18:30
Hoobastank / OLDCODEX / Against The Current

1Fスタンディング\6,300(税込)
2F指定\7,000(税込)
※入場時別途ドリンク代
※6歳以上有料 / 6歳未満入場不可

●チケット
・イープラス
 http://eplus.jp/otmt2017/
・チケットぴあ
 http://t.pia.jp
 0570-02-9999
 Pコード:334-565(共通)
・ローソンチケット
 http://l-tike.com/
 0570-084-003
 Lコード:70698(共通)
・楽天チケット
 http://r-t.jp/

この記事をツイート

この記事の関連情報

*

TREND BOX

編集部おすすめ

ARTIST RANKING

アーティストランキング

FEATURE / SERVICE

特集・サービス