CIVILIAN、全国ツアー発表「2年目もいいスタートが切れそうです」

CIVILIANが自身の改名一周年記念ライブを7月18日に新代田FEVERにて開催し、11月から全国8ヶ所のライブツアーを行なうことを発表した。

◆CIVILIAN ライブ写真

バンド名を改名してから丁度一周年となった2017年7月18日は、昼から関東一帯がゲリラ豪雨に見舞われライブ開演時にはかなりの高湿度に。満員になった会場に現れたCIVILIANは、この湿気を撥ね退けるアグレッシブなパフォーマンスで「Bake no kawa」「愛/憎」など改名後にリリースしたナンバーを披露。悪天候のフェスでも戦えるであろう能力の高さを見せつける形で序盤のライブを盛り上げた。

中盤ではメンバー3人がそれぞれ演りたい曲を持ち寄ってのアコースティックパートも実現。「Dear my unhappiness」「君から電話が来たよ」「朧月夜に星は無く」と改名前のLyu:Lyu時代の楽曲をアレンジで聴かせる。「朧月夜に星は無く」については純市（Ba）が「このバンドを始めて、初ライブをして、初めてやったオリジナル曲です。ライブの後に有田（Dr）にめっちゃ説教した覚えがある」と懐かしエピソードで会場を笑わせつつ、メンバー3人のバンドとしての付き合いの長さをさらりと振り返った。

また、ドラムの有田清幸からはこの日公開となったニューシングル「顔」のミュージックビデオの話も語られた。楽曲のイメージに似合う人物として篠原ともえにオファーをかけたのは有田だったそうだが、MV出演を快諾した篠原は楽曲を十分に聴き込んだ上で自らもアイデアを出してくれ、映像の中で前髪を切るシーンも彼女自身の提案によるものだったという。この提案には逆にCIVILIANのメンバーも驚かされたようだ。

ライブ後半ではコヤマヒデカズ(Vo,G)が「この1年で一番果たせた約束なんじゃないかと思います」と語る「生者ノ行進」も披露。この楽曲は会場のファンと一緒に作り上げ、完成させてきたものだ。「もう一回やってもいいですか？」というコヤマの呼び掛けからパフォーマンス中には会場に大きなシンガロングが沸き起こり、会場の一体感は最高潮にまで達する。曲後にコヤマが「2年目もいいスタートが切れそうです。どうもありがとう」と告げると会場からは喜びの喝采があがっていた。

終盤では、新たな告知として全国ツアーの開催も決定。11月18日に北海道公演からはじまる本ツアーは、全国8カ所で行われ東京・LIQUIDROOMでファイナルを迎える。あわせて8月2日発売のニューシングル「顔」には先行予約フライヤーが封入されることも明らかとなった。

CIVILIANは今夏、ニューシングルをひっさげる形で関東を中心に各所のライブイベントへと出演する。詳細はオフィシャルサイトにて。