【連載】vistlip 海の「裏側の観え方。」#2 ライブ当日

リハーサルが終了すると開場時間付近迄はちょっとゆったり。ごはん食べたりメンバーやスタッフと演出や流れの確認しつつ談笑したり。なんというかとりあえずダラダラします。出番まで集中力高めていくタイプの方もいると思うんだけど、僕は全く逆で直前までフラットな状態でいたい。慌てたくない。いやむしろ直前に慌ただしいくらいがちょうど良い。なんにしろ自分の時間の流れがあるんですね。そこだけは崩さないようにしないとライブ始まってから空回ったりします。

そして、開場しましたーってスタッフからの声がけを聞いてぼちぼちメイクするかなと。髪の後ろを立てるのだけメイクスタッフに頼みつつ、散々やり慣れたメイクなので特に時間もかからずメイク完了。使うのは黒いシャドウとライナー、右目だけ赤いシャドウも。


近いね。化物だね。右目見えてねーし。この状態に変わってからは会う人が結構な確率で怯む。マネージャーがあまり目を合わせなくなる。制作スタッフは懐かしいと言いつつ爆笑。笑ってんじゃねえぞこのやろう。ちょっと収録とかが入ってたものでメイク終わった順にカメラの方へ。真面目な事話しました。確か。

それも終わると、僕はステージドリンクちょっと変なもん飲んでるので（ポカリのレッドブル割とプロテインと冷え切った水という3本）レッドブル割とプロテインを作って軽くストレッチしたらもう開演5分前とかそんな感じ。で、SE鳴ってライブ出てからはまあ裏側じゃないから割愛。


これかっこいいね。照明スタッフとカメラマンが噛み合った一枚。


すげえなこれ。虹。ちょっと色足らないか。


ばーん。で、ライブ終わりましたー。終わったらこの日はすぐにアフターインタビューがあったので一人づつスタッフルームへ。その後頂いたシャンパンでメンバーだけでちょっとしたお祝い風な事をしつつ（運転ある人は飲めないので本当に雰囲気だけだったな…）、終わって会場の状態が整った所で来てくれた関係者皆さまに軽くご挨拶。その間にステージ上はスタッフが総勢で片付けててくれます。ありがたい。

そんなこんなが全部終わって楽屋の片付けをしつつ準備が整ったメンバーから楽屋を後にします。僕は割と忘れ物が多いので極力最後に出ます。物がなくならないと何かがどっかに隠れてたりとかするんだよねー。

で、スタッフに挨拶して回ってちょっと次回（この間の新宿のライブ）の事話したいなーと思ったら撤収作業まだあるしメンバーいると退館出来ないから早く帰れと制作チーフに言われ外に出ます。映像やら照明の機材がなかなか搬入搬出大変で大掛かりな事すると照明と映像のチームが誰より早く入って一番最後に帰る、って感じですね。まあ文章にすると冷たく感じるけど今日の所は一旦お疲れ様で帰って日を改めて話しましょうという感じですね。で、日が変わる前には帰宅したのかな？ソファに座った、というか横になって頂いた手紙読んでたら寝てました。

こんな感じですねー。確か。特にいつもよりやる事も多かった一日なので箇条書きにしてもこんな感じ。裏側ってより7月7日の日記みたいな感じになっちゃったか。わかるかなぁ。実際見えない部分だからわかりにくい部分も多かったかもしれない。もうちょっと文章力つけないとな、と思いました。

ライブ写真◎高山和久