ジャズの100年を紐解く大型番組が放送

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▲写真左より:鈴木万由香、安倍寧、朝妻一郎(敬称略)

商業用ジャズレコード(Original Dixieland Jass Band)の初録音から100年目を記念して、NHK-FM 特集番組「ポピュラーミュージックヒストリー ~発展の歴史と舞台裏~」が放送される。

2017年は商業用のジャズレコードが初めて録音されてからちょうど100年。ポピュラーミュージックにとって意義深い年。ホスト役をフジパシフィックミュージックの朝妻一郎氏が務め、前半では音楽評論家安倍寧氏をゲストに全四回を放送。今日隆盛を極めているポピュラーミュージックについて、舞台裏や音楽ビジネスの実情などを語るという。

第一回目(8/7)は、19世紀後半から20世紀初頭にかけて、ポピュラーミュージックがどのように作られ多くの人々に広まっていったかを音楽評論家の安倍寧氏をゲストに招き、当時の音楽ビジネスの始まりを掘り下げる。

第二回目(8/8)でも安倍氏をゲストに招き、1920年代から1940年代に活躍したブロードウェイミュージカルの作曲家、アーヴィング・バーリン、ジェローム・カーン、ジョージ・ガーシュイン、コール・ポーター、リチャード・ロジャースの作品を通じて、その時代の音楽ビジネスの舞台裏に迫る。

第三回(8/9)では、1950年代から1960年代、キャロル・キング、ニール・セダカ、バリー・マンなどの若い作曲家たちの手によってヒットソングが量産されたポップス黄金期と呼ばれる時代を取り上げ、当時の音楽ビジネスの裏側に切り込んでいく。

最終回の第四回(8/10)では、ビートルズの誕生そして20世紀を代表する二人のポップスター、ポール・マッカートニーとマイケル・ジャクソンに焦点を当て音楽ビジネスを語る。中でも「著作権」について掘り下げ、21世紀の音楽ビジネスの在り方についても迫る。

番組情報

NHK-FM 特集番組「ポピュラーミュージックヒストリー ~発展の歴史と舞台裏~」
放送:8月7日(月)から10日(木)放送時間:午後4時40分から午後6時00分。
出演:朝妻一郎、鈴木万由香
ゲスト:安倍寧(第1回、第2回)

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◆NHKラジオ
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